
ミャンマーはこうなっていく
今年2月1日に軍によるクーデターが起きた。権力を握ったかに見えた国軍も国家として統治する能力を著しく欠いており、蜂起した民衆武装勢力が少数民族の武装勢力と手を結び各地でゲリラ的行動を繰り広げている。一体、ミャンマーの行くえはどうなるのか。

大統領・FRB・JPモルガンの結束
筆者は11月22日の大統領によるFRB議長再任とブレイナード理事の副議長昇格への指名に注目した。それは、11月30日のパウエル議長の「タカ派」(インフレ阻止)転向証言が、大統領の意向に沿ったものだったことを立証したからである。

中国習政権「歴史決議」の位置づけ
今年11月、中国共産党が第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)を開催し終えた。決議で目立った言葉は習体制のキーワードである「新時代」。これは何を意味するのか。過去の2つの歴史決議とは違う主なポイントも含めて解説します。

独新政権とECB情勢からユーロを見通す
11月24日、ドイツの新政権樹立が決まった。今回は新政権の「財政政策」と「信号政権の対外政策」、そして12月末に退任することになった「ワイトマン・ドイツ連銀総裁の辞任」について記す。

ユーロ通貨1.1ドル割れのリスク
コロナ禍からの復興では、2022年中には危機以前のGDPトレンド復帰も見込まれる状況だったが、ユーロ圏の回復持続には3つのリスクがあることが明白だ。 今後このリスクがオミクロンの動向でどう変化していくのかが重要なカギを握ることになる。

オミクロン・ショックは拡大するのか
南アフリカで確認された新たなコロナウィルス変異株によって景気回復が阻害されれば、各国の中銀は方針を大きく転換し、さらなる市場への資金供給など金融緩和策への逆戻しを迫られることになろう。

FRBパウエル議長再任の意味
バイデン米大統領は連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にパウエル現議長を再指名した。これは何を意味するのか。2期目では、雇用を犠牲にしてでもインフレ対策を優先するという、これまでとは逆の対応を強いられる可能性も出てくるだろう。

岸田首相は安倍式政治を継げるか
岸田首相が増税(財政再建派になびく)やバランスを欠いた対中迎合政策をとるならば、 短命政権で幕を閉じることになるだろう。安倍の院政は続くし財界の安倍詣も続く。野党が岸政権に対し、どう動くべきかの答えが実は、ここに秘められているのである。

ロシアの謀略が欧州で一気に浮上
ロシアのプーチン大統領は元KGB出身の筋金入りの謀略家であり、常に世界の覇権大国、 地域の覇権勢力の動向を見定めており、少しでもパワーの弱体化、外交政策上のミスがあれば直ちに「漁夫の利」の追求を始める。世界的政治空白を目敏く読んだプーチンが、いよいよ欧州を舞台に動き出したのである。

米中関係の中での日本の在り方
9月中旬にバイデンは、中国を念頭に米英豪がインド太平洋で協力する安全保障の枠組み=AUKUS(オーカス)の結成を表明。米国は、台頭する中国に対しインド太平洋の民主主義四カ国の結束を示したい。

供給制約インフレと雇用の歪みの共存
コロナ禍に伴う影響が様々なところに波及した結果、足元の世界経済では、供給側の制約が強い形で需要と供給のバランスを取り戻そうとしており、そのことが様々なコストの上昇に起因する物価上昇の加速という形で表れている。

中央銀行の一大事は波及するのか
2日、RBA(豪州準備銀行)は2024年4月償還国債の利回り目標(0.1%)を撤廃すると決めた。これは、RBAが市場を制御することが、もはや不可能になったというわけであり、これは世界の金融市場・中銀にとって、事態が押し寄せてきたことを意味する。

政治的駆け引きだけのCOP26
COP26で何がどう決定されようが、まともに取り組むと世界的なエネルギー危機に陥っていくことは明白であり、いずれ方向転換することになろう。

相関高い円独歩安と原油価格急騰
様々で複雑な相関の中で、現状の円独歩安と最も高い相関にあるのは原油価格である。したがって、原油価格の見通しこそが円相場の動向を決定していくことにつながる。

中国の電力供給ショックの威力
電力不足の根源的原因は、中国習近平国家主席が掲げた「2030年までにCO2の排出量をピークアウトさせ、2060年までに実質ゼロにする」との目標実現に向けて地方政府が、達成に向けて懸命になったのだ。

懸念される米国の国際的パワーの行くえ
もし、これからの米国がこれまでアフガンでの戦争に使われてきた資源の相当部分を中国の挑戦に振り向け、同盟国やパートナー国との連携をこれまで以上に主導して、インド太平洋地域の平和と安定のために力を尽くす意志を持てるならば、米国の国際的な威信と評価が向上する可能性は十分にある。

エネルギー危機のリスク
IEA(国際エネルギー機関)は、5月の報告書では2026年にかけて化石燃料への需要が減少する見通しを出し、化石燃料への投資を即刻停止することを勧告した。なぜIEAは掌を返したのか。世間の化石燃料を敵視する風潮に迎合せざるを得なくなったからだと考えられる。

ドイツは3党(SPD・緑の党・FDP)連立政権か
ドイツ連立政権への組み合わせを巡って、各々が動き始めた。これまでの安定した二党連立体制に終止符が打たれ、ドイツ史上初となる三党連立政権に移ることはほぼ確実と見られている。

中国の大変化に疎い米国市場関係者
9月FOMC(21・22日)後の市場のセンチメントは、FOMCメンバーの多数派の見通しそのものになった。もう、それ以外の見通しは考えられないかの如くだ。世界経済の中で中心的存在である米欧・中国の景況見通しが下向きの中で、米国がテーパリング開始を急ぐメリットが一体、どこにあるというのか。



























