お金と使命
使命とは
お金と使命には密接な関係があります。
使命とは、性格・才能・役割などオリジナリティを発揮し、自分らしく生きることです。
また、使命は7つの富(お金・才能・知恵・愛情・環境・自分・使命)をバランスよく拡大することでもあります。
使命には、いくつもの要素があるので詳しくはこちらをご覧ください。
https://real-int.jp/articles/1223/
お金でテストされている
7つの富をバランスよく拡大することが使命ですが、7つの富の中でもお金には特別な役割があります。
お金の奴隷になることなく、お金をきちんと管理・運用・投資するには、品格・正しいマインドセット・知恵・思考・バランス・実行力などが必要です。
お金の扱い方は、富全体を、そして使命を管理できるかどうかのテストのようなものなので、極めて大切です。
現在、持っている富が大きいか小さいかではなく、今持っているお金をきちんと管理することが大切です。
小さいことに忠実であれば、大きいことにも忠実なので、大きいものを任されることになります。
そして、富を拡大するためには、大きな富を受ける器になることが大事なのです。
儲けようと思うほど利益にならないパラドックス
投資でも仕事でも儲けようと思う気持ちが強いほど利益にならない傾向がありますが、これは象徴的なパラドックスです。
全ての人がお金の奴隷になることなく、お金をきちんと管理・運用・投資できるようになることを目指すのが大切です。
さらに、今の激動の時代は管理社会が進み、お金の扱い方や生き方と連動するため、もっと高いリテラシーも求められていくでしょう。
例えば、信用スコアを上げるために次のような行動をする可能性が高くなります。
・興味がない分野を専攻する
・自分に合わない職業に就く
・失敗するといけないのでチェレンジしない
気付いたら経済的自立とは反対に管理社会システムに隷属して使命から外れてしまうことにもなります。
お金をきちんと管理・運用・投資することが、使命に進むこととセットになっていくのです。
特に金融には多くの混乱があるので、正しいお金・投資の知識を身につけることが大切です。
https://real-int.jp/articles/1131/
経済的自立が一番の危機管理
今の激動の時代では、災害・金融危機・戦争などが繰り返されるので、収入を失ったり資産を失うことが多くなります。
激動の時代は経済的自立が極めて大切で、使命に進むことは、まさしく経済的自立の方向です。
経済的自立とは、国や会社や親など誰かに依存するのではなく、収益を得ることや収益を得る能力を持つことです。
サラリーマンは、会社に依存するのではなく、会社に与える立場になり、会社が破綻しても困らない状況にすることです。
そのような人こそが会社が一番望む人材です。
また、経済的自立とは、お金持ちになることを意味しません。
お金持ちでなくても経済的自立はできますし、お金持ちでも経済的自立をしていないことが多いのです。
例えば、経済的自立を目指すのではなく、お金を稼ぐことを目指すと、お金に支配され、お金の奴隷になり使命から外れていき貧困を招きます。
そして経済的に自立すると同時に、与えられているお金を正しく管理・運用・投資することも求められているのです。
二極化が進む世界
激動の時代は二極化が進む時代です。
〇使命に生きる人
✕的外れな生き方をする人
この2つに分かれますが、使命に生きる人とは真に自立しているという意味です。
〇真に自立した人
✕真に自立できていない人
真に自立した人とは、お金の奴隷から解放され自由になる人です。
〇お金の奴隷から解放された人
✕お金の奴隷(お金を目的にする人)
お金持ちになれば、お金の奴隷にならないということではありません。
多くの人がお金の奴隷になっているといえます。
お金の奴隷は幼稚な子供の状態
お金の奴隷とは、お金に依存する次のような人です。
✕いくらお金があっても豊かさを実感できない
✕拝金主義(お金が一番大事だと思う)
✕御用学者(お金をもらうと真理を曲げる)
✕研究費を得ることを目的にする研究者
✕お金を稼ぐことが使命だと思う
✕良くないと思ってもお金を得ることを優先
✕承認欲求からお金持ちになろうとする
✕お金によって自分の使命や信条をどんどん変える
✕使命を無視してFIRE(早期リタイア)を目指す
✕国・親・会社に依存
✕ブランド品を着て高級車を乗り高級住宅に住むことが成功だと思う
✕世界中を自由気ままに旅ができることが成功だと思う
お金の奴隷とは、まだ大人になっていない幼稚な子供の状態だといってもよいでしょう。
お金の奴隷は悪い意味での子供状態ですが、子どものような素直さは大切です。
自立は真の大人の状態
お金の奴隷から解放された状態とは、お金に依存しない自立した人です。
〇豊かで充実した幸せな人生
〇自分の性格・才能・役割・オリジナリティーを発揮する(使命に生きる)
〇お金で意見を変えない
〇お金を目的にしない
〇使命に進むためにお金を使う
〇良くないことは良くないと言える
〇高いセルフイメージを持ち承認欲求を持たない
〇自然体
〇個性を発揮して使命に生きる
〇国・親・会社に依存しない
〇経済的自立(お金を稼ぐ能力を身に付ける)
〇真の豊さを持つ
これは、成熟した真の大人の状態です。
自立した生き方とは真に大人になることです。
世の中を本質的に良い方向に変革する人といっても良いでしょう。
金融庁は高校生に金融リテラシー講座推進
金融庁は高校生に金融リテラシー講座を促進しようとしています。
それほど金融リテラシーを身に付けることが大事だということです。
但し、教科書的な知識だけだと、リテラシーを身に付けたことになりません。
今の激動の時代は教科書的な動きと反対に動くことも多いからです。
実践的な管理・運用・投資や使命の本質も合わせて教えることが大切です。
お金は生き方の入り口でしかないからです。
実践的な管理・運用・投資や使命の本質についての記事はこちらです。
https://real-int.jp/articles/1131/
https://real-int.jp/articles/1223/
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