
9月利下げはインフレとドル安につながる可能性
9月のFOMCで利下げが開始されれば、FRBはインフレリスクを軽視して、政治的圧力に屈したと評価されるだろう。その際、景気減速に焦点を絞った早期利下げは、インフレ懸念を高めることにもなり、ドルの信認を低下させることになるだろう。

関税合意を受け日銀は利上げ再開へ
日銀は9~12月に0.25%の利上げ、その後26年前半中に0.25%の追加利上げを実施するとみられる。

外国人問題をどうみるか?
一定の規範のなかで、これまで日本人同士での暗黙の信頼感が醸成され、また、日本人だけの調和が保たれてきた日本社会は、外国人の増加によって大きな変化を余儀なくされる。それが、間接的に日本経済に大きな影響を及ぼすのではなかろうか。



国債買い入れ減額幅縮小をどうみるか?
減額方針の見直しが頻繁になれば、「今の日銀には金融市場正常化が困難」と金融市場で判断されるようになるし、財政の日銀依存も続くことにもなり、最終的に、財政金融ショックによる「日本売り」を招くことになるだろう。

生産性上昇なく賃上げを続ければインフレは収まらない
賃上げは「風が吹けば…」的なラッキーが重ならなければ、単位労働コストを増加させ、物価上昇を引き起こすだけだ。

899条成立なら再び「米国売り」が強まるおそれ
利下げによる米国内市場金利低下が景気を回復させるのを邪魔するのは、インフレと「米国売り」だろう。加えて、同法案の第899項が問題になっている。

関税ショックに続き、財政ショックか
最近の米債券市場の動きをみると、財政不安から米国債利回りは超長期債を中心に上昇している。足元では、関税ショックはやや落ち着いた感もあるが、実際に関税の影響が表面化するのはこれからだ。

米中関税合意をどうみるか?
今後90日間の協議で、中国が実質ゼロ回答を続ければ、トランプ政権内で、影響力が低下していると言われている対中強教派の勢いが盛り返すこともあるだろう。

日本もスタグフレーションに陥る恐れ
日銀はこれまで「賃金・物価の好循環」という表現を多用し、そのため、金融市場関係者を含めた多くの国民は、賃金と物価がスパイラル的に上昇していけば、それとともに景気も良くなるかのような期待を抱いていたのではないか。

米雇用統計の予想外の堅調さをどうみるか?
関税が経済に及ぼす悪影響は徐々に表面化していくだろう。そして米国経済は徐々に悪化していくだろう。

米国から資金逃避が起きている
トランプ政権への不信感の高まりが米国からの資金逃避につながっており、それが米国債利回り上昇、ドル安という形になっていると解釈するのが自然だろう。そして、実質金利上昇による、今回の米国債利回り上昇は、米国の実体経済や株価にじわじわと悪影響を及ぼす可能性が高い。

米国株はどこまで下がるのか?
グローバル経済下でのインフレの低位安定時代が終わったとすれば、高PERは認められない。米国株価はなお大幅な調整が必要となるだろう。

25%関税でも日本経済への影響は限定的
結局、ここまで、円安が輸出数量増加という形で日本経済に及ぼすプラス効果が限定的であったように、今回の追加関税措置が輸出数量減少という形で日本経済に及ぼすマイナスの影響も限定的にとどまるだろう。

金価格高騰の背景 インフレ放置姿勢とトランプ関税
FRBのインフレ放置姿勢に加え、ドル高をもたらすとみられたトランプ関税が実はドル安要因になりついつあることを、敏感に察知し始めたのが、金相場の動きだろう。






























