ゴールド急落は金融危機スタートの合図 黙示録の時代

ゴールド急騰が金融危機の予兆
今迄のゴールドの大きな上昇は世界が不安定になっていることが原因なのでゴールド上昇自体が金融危機の予兆だとお伝えしてきました。
ゴールドが急落したのは金融危機が始まったからかもしれません。
多くのプロたちの見解や報道では先週のゴールド下落の理由を
「原油価格の上昇で米国金利が利下げ観測から利上げ観測になったのでゴールド下落」
としています。
確かにそれはあるでしょうが
先週のゴールド下落の一番の原因は
「株価が下落しているので全てのポジションを手仕舞っている人がいるから」
だと思います。
ゴールドの市場は株と比べて小さいので買いも売りも敏感に反応します。
買いが多いと急騰し、売りが多いと急落します。
「遠くの戦争は(株の)買い」と判断した人たちが押し目買いをしたものの下げが続くので追証を求められ、利益になっているゴールドを含めて全て投げているのが実情だと思います。
また、イラン戦争が長引きそうなので全てのポジションを手仕舞いした人もいたと思います。
全てのポジションを手仕舞いするのは金融危機の暴落の特徴です。
「遠くの戦争は(株の)買い」は過去の常識で今の常識ではないと判断しています。
過去の常識が通用しない
今年2026年に入ってから過去に前例がないことが多発しています。
米軍が他国の大統領を拘束し米国へ連行(ベネズエラ)
交渉中に国のトップ、家族、幹部を攻撃(イラン)
ドバイにミサイル・ドローン攻撃
ホルムズ海峡封鎖
今回のイラン戦争開戦自体が多くの人が予想出来なかった戦争です。
以前から想定外は多発しています。
2022年2月24日からのウクライナロシア戦争も、直前まで侵攻は無いといわれていました。
ウクライナロシア戦争が始まっても多くの人が早期に決着が付くと判断していましたが4年経過した今も戦争が続いています。
そもそもトランプ氏が大統領になったことも想定外でした。
黙示録の時代は想定外が多発する
今は黙示録の時代になったので想定外が多発すると認識しています。
黙示録の時代は、戦争、金融危機、想定外の災害が多発する時代です。
「地政学的リスク」「金融リスク」「災害リスク」など全てのリスクが高まる時代です。
平和な時代から黙示録の時代に転換したということです。
投資常識も大きく変わったと認識しています。
2007年6月8日から黙示録の時代
他には言っている人がいないので私個人の歴史観ですが、2007年6月8日から黙示録の時代に入ったとみています。
2007年6月8日はイスラエルの歴史から導き出しました。
黙示録の時代の詳細は、こちらの記事をお読みください。
https://real-int.jp/articles/2336/
相場を見ると転換点だと分かる
相場を見ると、2007年6月8日近辺が転換点だったことがわかります。
日経225の下落スタート
2007年6月8日の後、日経225は天井を打って下落開始し、翌年、2008年9月15日リーマンショックでさらに暴落しました。
下落幅を見ると 2007年6月8日 近辺をピークに
リーマンショック前に約半分 18000円から12000円迄
リーマンショック後に約半分 12000円から7000円迄
下落したのです。

日経225週足
長期米国債の金利低下スタート
2007年6月12日に10年米国債の金利はピークを付けて反転し金利低下(信用収縮)が始まりました。

10年米国債金利
2007年6月8日近辺から金融危機がスタートしたことが分かります。
その後、各国政府が大量の通貨供給したことで株式相場は上昇しましたが、その結果、今の中央銀行バブルが発生し、今は、その終焉であるという認識です。
リーマンショックは終わっていなかったということです。

米国通貨供給量
時代認識が大切
過去の戦争では最初に株は下落したものの、その後上昇に転じることが多かったのでプロもAIも、「戦争で下げたら買い」と推奨することが多いです。
今、投資のプロたちの多くも2008年のリーマンショックも知らない世代なので、下げたら買いの成功体験しかありません。
株が下げたら買いは危険です。
黙示録の時代は過去の常識が通用しません。
今回のイラン戦争は長く続いてもおかしくないと思っていると良いでしょう。
原油価格の上昇が長引くと、全ての物価が上昇し、物流も低迷するため、世界がリセッション・景気後退に陥ることになります。
株にも下落圧力です。
イラン戦争は長引くと金融危機になる可能性が高まります。
✕原油上昇⇒インフレ⇒ゴールド上昇
○原油上昇⇒インフレ⇒景気悪化⇒金融危機⇒ゴールド下落
今は、黙示録の時代で過去の延長線上に未来がない時代、つまり過去の経験が役立たない時代だという認識が大事だと思います。
黙示録の時代は戦争、金融危機、想定外の災害が多発する時であることを認識することが大事です。
ポジションをどうするか?
金融危機になるとゴールドも暴落します。
今回、ゴールドは大きな急騰の後なので下落も大きいと思います。
マーケットが小さいので、なおさらです。
高値で買った人の多くがストップロスを入れないので振り落とされると思います。
ストップロスやトレールが必須と言い続けた理由がこれです。
今からでもストップロスを入れることをお勧めします。
一方でゴールドは暴落後、真っ先に反転上昇すると思いますので大底は買いのチャンスです。
大きく上昇する可能性が高いです。
ゴールドの高値で買った人は一旦手仕舞いするのが良いですが、CFDでストップロスを入れて売りポジションを持つことは利益確定と同じことになります。
知識を得て準備した人に富が移動する時です。
今後も、他では聞けない「黙示録の時代・過去の常識が通用しない時代」の本質的で実践的な情報の発信を続けていきます。
関連記事
https://real-int.jp/articles/3064/














