ゴールド上昇は始まったばかり 誰も知らない高騰の真相

ゴールド急騰が金融危機の予兆
ゴールドがインフレ率を大きく上回って急騰しているのは、次の3つの予兆だと思います。
A.次の金融危機の予兆
B.社会構造の崩壊と再構築の予兆=グレートリセット
C.ゴールドの長期上昇の予兆
金融や世界が不安定になっているからゴールドが急騰してきたのです。
次の金融危機は過去の金融危機とは全く異なるでしょう。
以下の記事を合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/3064/
4つの大転換・パラダイムシフト
今迄のゴールド上昇の大きさから、すでに世界の大転換・パラダイムシフトが始まっていることが分かります。
しかも4種類の大転換があります。
①世界秩序の大転換
BRICS諸国は米ドルへの依存を減らす脱ドル化と独自の経済・決済システムを構築するためゴールドの購入・保有を強化する戦略をとっています。
各国の中央銀行は覇権争いのために最終的にゴールドの争奪戦に発展していくでしょう。
②社会構造の大転換
社会構造の崩壊と再構築・グレートリセットになると国に依存しないゴールドに資金が向かいます。
③投資常識の大転換
ゴールドは保険的な脇役から最高のパフォーマンスを叩き出す投資先に転換してきました。
資産防衛が最高の投資になる時代です。
やっと、少しずつ、その転換に気付く人がでてきました。
その時々に一番美味しい投資をすることが大事で、今は、それがゴールドだと認識していくことでしょう。
④黙示録の時代への大転換
これは他には言っている人がいないので、個人的な見方ですが、2007年6月8日から平和な時代から黙示録の時代に転換したと認識しています。
黙示録の時代は、戦争、金融危機、想定外の災害が多発する時代です。
黙示録の時代は「地政学的リスク」「金融リスク」「災害リスク」など全てのリスクが高まることから「ゴールドが上昇する」と判断したので「金融資産の半分をゴールドにすること」をお勧めしてきました。
黙示録の時代についての理解は大事なので次の記事を合わせて、お読みください。
https://real-int.jp/articles/2336/
金融危機が来るとゴールドも一旦暴落
ゴールドはすでに急騰していますが、金融危機が来ると一旦暴落する可能性が高いです。
金融危機で投資家は全てのポジションを手仕舞いするからです。
しかし、ゴールドは暴落した後、真っ先に反転上昇する可能性が高いです。
つまり、現在、大きな上昇の途中で、今後大きな押し目が来る可能性が高いということです。
大きな上昇トレンド6つの要素
大きな上昇トレンドの要素は6つあります。
1.中央銀行による「爆買い」の継続
世界でドル依存からの脱却のトレンドが続くでしょう。
中国、ポーランド、トルコ、インド、ロシアなどが中心に、各国の中央銀行が外貨準備の分散を目的としてゴールドを大量購入しています。
中央銀行によるゴールド購入量は2022年に過去最高を記録して以来、高水準が続いており、2026年以降も、この傾向が続くと予想されています。
2.基軸通貨ドルの信任低下
2022年2月24日ウクライナロシア戦争が始まり、米国はロシアの富豪や政府高官のドル資産を凍結したことで、世界中のドルに対する常識が変化しました。
ドルを保有することが危険だと分かった後からゴールドの上昇角度が急角度になりました。

ゴールド/ドル 月足
ドルの価値が下落するとゴールド上昇
ドルの価値が上昇するとゴールド下落
という傾向があります。
3.通貨価値下落
ドルだけではなく、ユーロも円も通貨供給量を拡大し続けているため、インフレ・スタグフレーションにより通貨価値の下落・インフレが続きます。

米ドルの通貨供給量

ユーロの通貨供給量

日本円の通貨供給量
4.国の破綻
過去、多くの国々がデフォルトを繰り返してきました。
最近でもロシアが2回実質的なデフォルトに陥りました。
1998年ロシア金融危機
アジア通貨危機の影響や原油価格低迷が原因。
数十億ドル規模の国債が支払不能に陥りました。
LTCMも破綻。
2022年 ウクライナ侵攻に伴う制裁
ウクライナ侵攻に対する欧米諸国の経済制裁により、ロシアの外貨資産が凍結され、ドル建てなどの外貨建て国債の利払いが事実上不可能になりました。
書籍「 国家は破綻する-金融危機の800年」
著者:カーメン M ラインハート
ケネス S ロゴフ
出版:日経BP社
この書籍に開催されているデフォルトもしくは債務再編中の国の比率のグラフがこちらです。(標本国66ヶ国)

デフォルトする国が多いことがわかります。
現在、米国が利払いできなくなる懸念が強くなっています。
米国がデフォルトすると他国でも国債価格が暴落しデフォルトが連鎖する可能性が高いです。
協調して同時にデフォルトするのかもしれません。
国のデフォルト(債務不履行)とは
国が財政悪化により国債の利子や元本の支払いを期日までにできなくなり国家の借金返済不能になることです。
米国債が売れ残ると米国債の利回りが急上昇し、政府の利払い負担が増加するなど、デフォルトの懸念が強まります。
現代貨幣理論(MMT)
自国通貨建てのデフォルトはあり得ない、中央銀行が国債を買えばよいといわれますが、MMT理論には「インフレにならない限り」という前提があります。
中央銀行が国債を買い続けると通貨価値の急落、ハイパーインフレとなり、結果はデフォルトと同じです。
すでに日銀は日本国債の大半を保有しています。
ジーニアス法
米国はデフォルトを回避するために2025年7月に「GENIUS法」を制定しました。
ドル価格に連動(ペッグ)する暗号資産「ステーブルコイン(Stablecoin)」を発行するためには米国債購入を必要としたのです。
しかし、これで米国のデフォルトを、どこまで先送りできるかは不明です。
基軸通貨がデフォルトとなった場合、ゴールド価格は急騰するでしょう。
このように国・中央銀行が不安定な状態になっていくと国に依存しない資産を持つことの大切さが分かり、それはゴールドしかないと多くの人が気づいていくでしょう。
5.戦争・地政学リスク
個人的にはイラン戦争によってエゼキエル戦争に一歩進んだと判断しています。
ウクライナ・ロシア戦争や中東情勢の緊迫化、米中対立などの地政学的リスクが常態化し、国に依存しない安全資産としてのゴールド需要が増加方向です。
https://real-int.jp/articles/2353/
6.投資家の意識の変化
投資常識の変化により、ゴールドに投資マネーの流入が加速するでしょう。
多くの投資家は、まだゴールドを買っていないからです。
昔から投資ポートフォリオの常識はゴールドが10%でした。
現在も、ほとんど変わっていません。
金利を生まないことを嫌う投資家が多かったからです。
ウォーレンバフェットもゴールドを買わずに金鉱山株(バリックゴールド)を買いましたが金鉱山株はパフォーマンスが悪いのですぐに売ってしまいました。
つまり、昔の常識のままでゴールド買いに出遅れた投資家が多く、気づいた人からゴールドを買っていくことになるでしょう。
ゴールドマーケットは小さいので急騰しやすい
ゴールドは株と比べると小さなマーケットなので、大量の投資資金が入ってくると急騰しやすいです。
株式市場 約100兆ドル
ゴールド市場 約13~15兆ドル
ゴールドは究極の通貨分散
ゴールドに集中するのは危険という考え方があります。
通貨では円、ドル、ユーロに分散することがポートフォリオの常識でした。
しかし、円もドルもユーロも通貨価値が下落しているということは分散しても意味がないということです。
ある通貨価値が下落した場合でも、他の通貨価値の上昇でカバーすることができなくなってきているということです。
どこの国にも依存しない国際通貨であるゴールドは究極の通貨分散ともいえます。
ゴールドは円安のヘッジ
ゴールドを円で買うことは円安のヘッジになります。
個人的には2021年1月、ドル/円が100円近辺から上昇していく時(円安になる時)に、ドル/円ではなくゴールドを買い増ししました。
結果、ゴールドの上昇とドル/円の上昇の両方を取ったことになります。
シルバーはお勧めしない
ゴールドとシルバーに分散する人もいますが、シルバーは仕手的で乱高下します。
乱高下することで振り落とされる投資家が多いです。
実際に2026年1月末の貴金属の暴落時にシルバーはゴールドより暴落幅が大きく追証や強制ロスカットで資産を飛ばした人も多かったです。
シルバーはゴールドに比べて割安という意見も多い ですが、ゴールドとは全く異なるので、個人的にはお勧めしません。
×ゴールドの代わりにシルバーを買う
×シルバーにも分散投資
具体的にどうするか?
4つのケース別にアドバイスします。
①高値でETFやCFDで買った人
ストップロスを上げておき、トレールで利益確定
②安値でETF 現物で買った人
そのまま保有
③すぐに買いたい人
ゴールドの目先の押し目でストップロスを入れてゴールドCFDかゴールドETF1540を買う
その後上昇したらトレールで利益確定
④安くなったら買いたい人
金融危機でゴールドが暴落したらETF1450や現物を買う
押し目や暴落後の底などについてはイーグルフライを参考にしてください。
イーグルグライでは質問に回答しています。














