なぜ遅行スパンは最強の分析ツールなのか?

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遅行スパンの効果的なトレードへの活かし方を学ぼう
遅行スパンは、相場判断やトレードの際に極めて重要なツールです。
遅行スパンをチェックすることで
(1)相場の方向性
(2)時間的リズム
(3)相場の変化時間帯
(4)押しや戻りの目途
等々が分かります。
「遅行スパンを征する者は、相場を征する」と言っても過言ではありません。
遅行スパンの同期性(1)
「遅行スパンの同期性」とは、遅行スパンの上げ下げのリズムと、ローソク足の上げ下げのリズムがほぼ合致することです。
21遅行スパン(スーパーボリンジャー)、26遅行スパン(スパンモデル)共に、「相場の時間性」を教えてくれます。
「相場の時間性」とは、相場は時間の影響を受けて動いているということです。
特に、「21」「26」の時間の影響を受けて推移する場面が多いということを覚えておくことで、トレードに活かすことができます。

相場は「価格」だけ追いかけてもわからないものです。
つまり、「時間」を追いかけることで、相場の先行きが見えてくる、ということです。
遅行スパンの同期性(2)
例えば
ローソク足の上げ ⇒ 遅行スパンの上げ (正相関)
ローソク足の下げ ⇒ 遅行スパンの下げ (正相関)
ローソク足の上げ ⇒ 遅行スパンの下げ (逆相関)
ローソク足の下げ ⇒ 遅行スパンの上げ (逆相関)
ローソク足が高値 ⇒ 遅行スパンが高値 (正相関)
ローソク足が安値 ⇒ 遅行スパンが安値 (正相関)
遅行スパンがローソク足高値・安値を通過するタイミング
◆遅行スパンがローソク足高値・安値を通過するタイミングは、相場が変化しやすいです。
そして、この変化には2通りあります。
つまり、転換か、加速です。
1)転換パターン
遅行スパンがローソク足高値通過 ⇒ 反落に転じる。
遅行スパンがローソク足安値通過 ⇒ 反騰に転じる。
2)加速パターン
遅行スパンがローソク足高値通過 ⇒ 上昇加速する。
遅行スパンがローソク足安値通過 ⇒ 下落加速する。