その時々に一番美味しい投資をする
初心者から上級者まで知らない基本事項
初心者はもちろん、上級者でも、大きく抜け落ちている基本事項があります。
一人ひとりの個性や状況、そして時期・時代に合わせて最適な投資をすることです。
最適化が大切だということなのですが、最適化の概念は希薄です。
この記事の続きなので合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/2750/
その時々に一番美味しい投資をする
その時々に一番美味しい相場に投資することは全ての人にとって大事な投資先の最適化だと思います。
たとえば、バブルのピークの暴落前と暴落後では投資スタイルが全く異なることは明白です。
次のようにその時々の相場状況に合わせて投資対象や投資スタイルは変わります。
その時々の相場状況例
・長期右肩上がりの相場では買いポジションで相場についていく。
・相場が暴落しそうな時は買いポジションを持たないか、短期~中期の売りポジションを持つ。
・相場が暴落したら長期投資の買いポジションを持つ。
・激動の時代や大量に通貨発行している時代は一番上昇しそうなゴールドに投資する。
・短期でも中長期でも相場の分かりやすい局面がきたら、それに乗る。
・時間分析やチャート的にトレンド転換点になったら、それに乗る
相場についていくという考え方です。
https://real-int.jp/articles/2640/
分かりやすい相場
その時々に一番分かりやすい相場に投資することが最適化です。
相場はわかりにくい時が多いですが、時々分かりやすい相場があります。
その分かりやすい時だけポジションを持つのが良いです。
ローリスク ハイリターンの相場
分かりやすい相場の時はローリスク ハイリターンが狙える時です。
今から上昇する確率が高いという時に買いポジションを持てば、ローリスク ハイリターンが実現できます。
美味しい相場とは
分かりやすい相場であり
ローリスク ハイリターンの相場だということです。
一番大事なのに無視されている
「その時々に一番美味しい相場に投資する」は投資における一番の基本だと思いますが、一般には認識されていません。
一般投資家は
「その時々に一番美味しい相場に投資する」と聞けば当然だと思う人の方が多いですが、多くのプロにはない視点です。
この原因はグローバルマクロという全ての相場を見る概念が希薄だからです。
https://real-int.jp/articles/2305/
世界の相場全体を見て、その時々に一番分かりやすい相場に投資することが最適化です。
グローバル マクロの視点がないと金融危機を事前に認識することも困難です。
今、世界の各相場は連動しているので、一部の相場だけ見ていても分からないのです。
投資のプロがいない
世界の相場全体を見ることがない、つまりグローバルマクロの視点がないのは投資のプロがいないことが原因です。
スペシャリスト(各投資分野の専門家)ばかりで
プロ(全部を見ている人)が少ないからだと思います。
日本では、投資分野も縦割りで投資の分野ごとに
株のスペシャリスト
為替のスペシャリスト
商品のスペシャリスト
と分かれていて
テレビやYoutubeに登場するのはスペシャリストばかりです。
スペシャリストはポジショントークも含め、横並び志向が強く、自分の分野の相場以外はあまり認識していないので金融危機の到来を認識することも少ないです。
最後に
イーグルフライやリアルインテリジェンスではその時々に一番美味しい投資の視点・グローバルマクロの視点で情報提供しています。