公開日 2024年11月13日

金融資産の半分をゴールドに

激動の時代は資産を守ることが最高の投資になる時代だと判断しています。金(ゴールド)を保有することを、お勧めします。金鉱山株よりゴールドがお勧めです。
金融資産の半分をゴールドに

激動の時代は金(ゴールド)

2001年以降、会員さんや皆さんに金融資産の半分を金(ゴールド)にすることを、お勧めしてきました。
そして今でも、金融資産の半分を金(ゴールド)にすることを、お勧めしています。

2001年に、金(ゴールド)が約20年間の長期に下落し続けた相場が大底を打ち反転、長期上昇トレンドに入ると判断したからです。1グラムが1000円程度の時です。
激動の時代に、一番安全で価格が上昇する可能性が高いのが金(ゴールド)だという認識です。

激動の時代の特徴は次の通りで、どれも金(ゴールド)が強みを持っているからです。
・金融危機
・戦争
・想定外の災害

激動の時代は資産を守ることが最高の投資になるという認識です。
また、今後、グレートリセットとなると金(ゴールド)が急騰する可能性が高そうです。

ゴールド保有は10%と言われてきた

世の中的には金(ゴールド)を保有するとしても10%程度と言う表現しか見たことがありません。
書籍や教科書的なものにも、そのように書いてあります。

しかし、それは激動の時代の本質を理解していないからだと思います。
つまり、金融危機・戦争・想定外の災害が多発するという認識をしていないからなのでしょう。

金(ゴールド)の超長期チャート

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rakuten-sec.co.jp

金と金鉱山株

2001年春に、日本では金(ゴールド)が約20年の長期下落相場から反転上昇すると判断しました。
その時には、金(ゴールド)のことを話題にする人もいないくらい人気のない時でした。

ゴールドの大底だったその時、私が買ったのは、ゴールドではなく世界各国の金鉱山株でした。

ゴールドが大底から上昇する時にはゴールドそのものより金鉱山株の方が上昇するからです。

実に金鉱山株は、買って半年で3倍から5倍になりました。

金(ゴールド)より金鉱山株の方がよりローリスク・ハイリターンの相場だったわけです。

その頃ゴールドは次のような状況に陥っていました。
・ゴールド価格が産金コストより低かった
・経営難から粉飾する金鉱山関連会社もあった
・金鉱山会社各社が大量のゴールドを空売りしていた

金鉱山会社がゴールドを空売りしていたのは、ゴールドの値下がりで儲けようとしており、いざとなったら現物での返済を考えていたからです。

金鉱山会社・金鉱山株といえば、日本では住友金属鉱山がありますが、 産金比率が低いので個人的には金鉱山会社に含めていません。

世界の金鉱山会社で有名なものには次のようなものがあります。
バリックゴールド Barrick Gold カナダ
ニューモントマイニング Newmont Mining 米国
アングロゴールドアシャンティAngloGold Ashanti 南アフリカ
ゴールドフィールズ Gold Fields 南アフリカ

世界の金鉱山会社は米国のナスダック市場に上場しているものが多いです。

アメリカ同時多発テロ事件で上昇確定

また、2001年の年初には永田町で、今年は戦争か何かが起きると言われていました。
実際的に、2001年9月11日にアメリカ同時多発テロ事件(911)もあり、ゴールドは大底を打って上昇開始しました。

金鉱山株を買って半年でゴールドは数割上昇したのですが、金鉱山株は3倍から5倍も上昇したのです。

そこで金鉱山株を利益確定して金(ゴールド)に乗り換えました。

なぜ金鉱山株が最初に急騰したか?

ゴールドが大底から上昇する時にはゴールドそのものより金鉱山株の方が上昇すると書きましたが、当時、それを認識している人はほとんどいませんでした。

ゴールドは完全に投資対象から見放されていたことや金鉱山株の存在が知られていないからです。
皆が見放している相場は突然大きく上昇することがあります。

当時の金鉱山会社は、長年のゴールド下落で苦境に陥っていたことと、今後も下落が継続すると思われたので、その反動による上昇が、一番大きな上昇要因だったと思います。

また、金鉱山会社は将来採掘できるゴールドを大量に保有しているので、産金コスト割れ状態を脱することによる上昇期待もあります。
ゴールドが2倍になっても産金コストは2倍にならないためレバレッジが効くこともあり、それを一気に相場は織り込むのです。

金鉱山株の魅力は無くなった

金鉱山株は急騰し、3倍から5倍になった後、すぐに金鉱山株の魅力は無くなりました。

ゴールドが大底から上昇する時には金鉱山株の方が上昇しますが、それ以降はゴールドの方が安心感があるからです。

2020年8月には有名なウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハサウェイが、金鉱山株 であるバリック・ゴールドを買いましたが、半年後の2021年1月には売却しました。

ウォーレン・バフェット氏は配当がないゴールドを嫌っていたので、ずっとゴールドを投資対象と見なしていませんでした。
したがって、ゴールドを買いたくなった時でも、金鉱山株を選んだのだと思います。

現在も積極的にゴールドではなく金鉱山株を買うメリットはないと判断しています。

リーマンショック時の金の動き

2007年6月8日から激動の時代が始まると判断し
「全ての投資を止める時」
と、事前に警告しました。

まさしくその時から金融収縮が始まり、長期米国の金利は6月12日に天井を付け反転しました。
日経225も2007年6月をピークに天井を付け下落を開始しました。

日経225は2008年の9月のリーマンショックまでに1/3下落し、リーマンショック以降、2/3が下落したのです。

リーマンショック後の金融危機で、ゴールドは最初、1グラム3000円から2000円前半まで下落後、上昇していきました。

金融危機が再燃するとゴールドも最初は下落するものの、その後真っ先に上昇する可能性が高そうです。

ゴールドは価値がない?

昔、大蔵省(現財務省)のOBの方々とお話をしていて衝撃的なことがありました。
「株には価値があるけど、ゴールドには価値がない」
という発言でした。

この価値観は
会社は生産性があるので価値があるが
ゴールドは生産性のない金属だから価値がない
という認識だったのです。

私の価値観は
株は破綻してゼロになる可能性があるけど
ゴールドはそのもの自体に価値がある
という認識だったのでその差が大きかったです。

激動の時代になると、ゴールドが見直されて上昇すると判断していますが、その理由はこの認識の違いもありそうです。

つまり、景気が良い時は、価値があると思っていた会社の株が金融危機となったら、軒並み下落、通貨の信任も急落したらゴールドの価値に気づくということです。

ゴールドは無国籍通貨

ゴールドは工業原料や装飾品原料でもあると同時に無国籍通貨(世界共通通貨)です。

通貨を大量発行することで通貨価値が下落したり、通貨の信任が下落するとゴールドは上昇する方向です。

ゴールド価格は中央銀行の通信簿といわれる要因です。

ちなみに、次のような傾向があります。
ドルが上昇するとゴールド下落
ドルが下落するとゴールド上昇

ドルの価格を下げたくないためゴールド価格を上げないように政策的に価格を押さえているように思います。

今後、金融危機が再燃する土台は通貨の信任が低下することだと判断しています。

金融危機再燃すると

今迄は、金融危機となると株を売却して現金にすることでしたが、
今後は、金融危機となると、株を売却した現金でゴールドを購入
という流れが発生しそうです。

100年に一度といわれたリーマンショック後の金融危機では企業の債務超過を政府が穴埋めしました。
しかし、政府の債務超過を穴埋めするものがないので世界共通通貨のゴールドに資金がいくという判断です。

つまり、金融危機が再燃すると最初はゴールドの下落局面もあると思いますが、最終的に各中央銀行が信任を取り戻すためにゴールドを買うために、ゴールドは大きく上昇すると判断しています。
各国の中央銀行がゴールドの争奪戦をする可能性があるということです。

金融資産の半分をゴールドにすることは変わっていません。

戦争でゴールドはどう動く

1991年湾岸戦争の時に、ゴールドがどう動くかを見ていたのですが、ゴールドは下落しました。
しかし、その後、戦争になるとゴールドは上昇と判断し、実際に、アメリカ同時多発テロ事件(911)の時はゴールド上昇となりました。

戦争になるとゴールドは上昇したり、下落するのは、その時々の世界状況によりますが、今後の戦争ではゴールドは上昇すると判断しています。

有事の金とは

有事の金という言葉があります。
多くの人は、有事になるとゴールドが上昇するという意味と捉えて、有事になるとゴールドを買います。

しかし、実際には有事の金とは有事に備えて金を保有し、有事になったら金を売却して対処するという意味です。

つまり、有事はむしろゴールド価格が下落しやすいともいえます。

金利上昇で金価格は下落?

現在、世界的に金利が上昇開始しています。
一般的に、金利が上昇するとゴールド価格は下がるといわれています。
投資の教科書にも、そのように書いてあります。
ゴールドは金利を生まないからです。

しかし、実際には過去を振り返ると金利が上昇開始の最初はゴールドは下落することもあるものの、その後は上昇していきます。

金利上昇はインフレであることも多いからです。

ビットコインとゴールド

現在、量的緩和の影響でビットコインが上昇してきました。

本来であれば、ゴールドはもっと上昇しても良いのですが、資産保全はゴールドからビットコインに移ったというプロパガンダによる要因からか、ゴールドの上昇は抑えらえています。

プロパガンダが通用しなくなると逆転現象が起こりゴールドが上昇します。

ビットコインは上昇スピードは速いですが、それは下落スピードも速いということです。

ゴールドの目標価格

ゴールドは、大幅に値上がりしているので、資産の半分を金にされた方々は、すでに大きく含み益になっています。

金(ゴールド)が1グラム
1000円の時も
2000円の時も
3000円の時も
4000円の時も
ずっと、1グラム15000円になると予測を、お伝えしてきましたが、現在、1グラム7千円を超えてきているので、すでに半分くらい達成しています。

現在の判断では1グラム15,000円は通過点であり、今後、さらに上昇すると判断しています。

金ETFがお勧め

ゴールドを長期で保有するには金ETF(1540)がお勧めです。

現物保有も悪くはないですが、次の理由で金ETFがお勧めです。
・現物は重いので持ち運びが大変
・現物は売却時にお店に行く必要があり換金に時間がかかる
 売却量によりますが朝一番で行っても1時間程度かかる
・現物は大量に売却すると税制的に不利な可能性がある

ゴールドは金利が付かないと書きましたが、金ETFを貸株することで多少ですが金利が付きます。

また、現在、長期購入・積み立てできるのは金(ゴールド)くらいだと思います。
(金融危機になると下げると思いますが、真っ先に上昇開始)

毎月の積み立て純金積み立てについては分別管理をしている田中貴金属がお勧めです。

金(ゴールド)については、
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イーグルフライをご参照ください。

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プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

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