性格タイプ別 金融危機・暴落時の対処法
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性格タイプ別の大暴落時の失敗と成功パターン
2024年8月5日、日本株・日経225の歴史的暴落がありましたが、
「その時々の相場で一番美味しい相場を取引している人」
にとって、株の暴落は想定内だったといえます。
それゆえ、暴落しても損失はないか、むしろ暴落で利益になった人も多かったのです。
ここで大事なことは、人には性格の基本タイプが4つあり、それぞれの性格タイプ別に大暴落時の失敗パターンと成功パターンが異なるということです。
まず、自分の性格タイプを知ることからスタートです。
雄牛タイプ 目的志向が強い
人タイプ 内省的・思考する
獅子タイプ 外交的・柔軟性がある
鷲タイプ 高い視点を持つ
性格ドットコム
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自分の性格タイプが分かったら早速、陥りやすい失敗パターンを避け成功パターンを身に付けていきましょう。
その時々の相場で一番美味しい相場を取引していることが投資で利益を拡大する秘訣です。
複数の性格タイプを持つ人は全部の項目が該当しますが、一番強いタイプの影響が一番大きいです。
性格タイプ別 株大暴落時の失敗パターン
4つの性格タイプ別に金融危機・株大暴落の時の失敗パターンはいつも同じです。
雄牛タイプ
日本人に一番多いのが雄牛タイプなので、日本人の失敗パターンだといえます。
もともと投資の世界では日本人は、まさしくバッファローに例えられてきました。
途中で方向修正することなく、猛烈な勢いで直進して断崖絶壁から落ちるのです。
金融危機が来ると分かっても、上司などから手仕舞いするように言われない限り、自分で手仕舞いできないことが一番の原因です。
個人投資家も「金融危機が来る」「暴落する」と聞いただけでは何をしたら良いか分からず、具体的に手仕舞いするように指示を受けることで、やっと手仕舞いを検討しはじめる人もでてくることになります。
その時々に一番美味しい相場をする・柔軟に相場についていく感覚がないことが失敗の本質です。
雄牛タイプは事前に計画を立てることが好きな一方で、一度立てた計画を変更しないという特徴があります。
目的と手段が入れ替わることも多いです。
いくらまで下げたら買い
何ヶ月したら元に戻る
という計画を事前に決めますが、そのほとんどが外れることが多いです。
相場は、その時々に異なり、柔軟に合わせていく必要があるからです。
事前に計画することが大好きということは
その時々の相場で一番美味しい投資をする
という感覚が分からないので苦手だといえます。
雄牛タイプは普段から毎月や毎年の利益を事前に目標設定することが多く、これも失敗の原因です。
過去の延長線上に未来がない激動の時代は確信を持って間違えやすいタイプです。
人タイプ
人タイプはメンタルが弱いので暴落すると怖くなって何もできなくなります。
口座状況を確認することもできないので、塩漬けになったりレバレッジをかけていると強制ロスカットになります。
大底で買うのは苦手です。
むしろ大底で売ることも多いです。
天井で売るのも苦手です。
むしろ天井で買うことも多いです。
人タイプは共感力が強いので大衆心理に陥りやすいからです。
大衆心理は常に損をします。天井で買い、底で売るのも大衆です。
人タイプは思考力がありますが、暴落時は感情が思考を支配するので失敗します。
獅子タイプ
獅子タイプは人任せにしやすく、それが失敗の原因です。
ファンド・投資信託を買ったり、誰かの言うとおりに投資をして失敗します。
金融危機の時、特に激動の時代はプロが確信を持って間違えるので損失が大きくなります。
つまり、獅子タイプは自分で考えずに安直にプロの考えに従い、プロと同じ間違いをすることになります。
暴落したら買い、買ったらさらに暴落を繰り返して資産を失うことも多いです。
思考停止が危険です。
鷲タイプ
鷲タイプは大局を掴むのは上手なのですが暴落時は目先の動きに目を向けてしまうことで大局が分からなくなる傾向があります。
短期取引に集中することで、大事な局面を見落とすことになります。
また、過信してストップロスを入れないで大きな損失となることもあります。
また、高すぎる視点だと、先に進み過ぎて利益につながらなくなります。
その時々の相場で一番美味しい相場を取引することから遠ざかるからです。
性格タイプ別 株大暴落時の成功パターン
次に各性格タイプ別に成功パターンを見ていきます。
雄牛タイプ
雄牛タイプが一番苦手なことですが、次の2つを意識することから始めます。
①相場は日々変化しており、その大きな流れに乗ることを目的にする。
②タイミングが重要だと知り、タイミングを掴むことを目的にする。
雄牛タイプが得意なことはルールを作り守ることです。
普段であれば利益になるルールや投資手法を見つけることが基本ですが、金融危機の時は通用しません。
金融危機株・大暴落の時の基本ルールは次の3つです。
①金融危機前はポジションを持たない
②ストップロスを入れ、買値上ストップ売値下ストップをしっかり活用する
③今後上昇すると判断したものに底値圏で打診買いを開始する
余計なポジションを持たないことに注力することが大切です。
人タイプ
メンタルの弱点を克服することが最重要課題です。
恐怖の感情を持たないために、暴落前はポジションを小さくしておきます。
ストップロスを入れ、買値上ストップ売値下ストップをしっかり活用しましょう。
このルールがあることでメンタルの弱さを克服できます。
相場の本質を深く理解するタイプなので相場の本質を理解するという視点を持ちましょう。
人タイプは相場の本質が分かるゆえに投資で大きく利益を出す人は多いので自信を持つことが大切です。
獅子タイプ
人任せにせず、自分の頭で考えてください。
獅子タイプは、本来、一番柔軟性があるタイプなので、人任せにしなければ投資には強いタイプです。
買いで持っていたものを、突然、売りに変えることも得意です。
相場が激変してもそれに乗ることが可能な性格タイプなのです。
それにはストップロスは必須です。
柔軟性が高いということは「日々変化する相場に乗ることができる」ということので、これを意識することが大切です。
鷲タイプ
高い視点で見るのが得意なので、大きな波を掴むことが得意です。
短期的な動きは無視して大きな波だけを狙うことで、大きな利益を得ることが可能です。
金融危機には特に利益を拡大することが可能です。
但し、高すぎる視点にならない注意が必要です。
これは相場の本質を理解するという視点と考えると良いです。
まとめ
4つの性格タイプで共通することがあります。
ストップロスを入れ、買値上ストップ売値下ストップをしっかり活用することです。
ストップロスは各性格タイプ別の弱点を補うものだからです。
次の記事を参考にしてください。
https://real-int.jp/articles/547/
https://real-int.jp/articles/1057/
ちなみに、ストップロスにかかった直後にポジションを持つ人も多いですが、それでは、ストップロスの意味がありません。
ストップロスにかかったら、頭を冷やす時なので、しばらくは何もしないことが大事です。