公開日 2020年9月2日

株取引で大損しないためには“欲と恐怖”の大衆心理は禁物

投資で、儲けたい欲と失いたくない恐怖で取引する大衆心理に振り回されて行き着く先は、死と同じ恐怖。
株取引で大損しないためには“欲と恐怖”の大衆心理は禁物

先日、年金が2000万円足りないので自助努力で投資をするよう金融庁が促したということで、大騒ぎになりました。ところが、人は何も考えず本能で投資をすると、儲けたい欲と失いたくない恐怖で取引する大衆心理となり、大衆心理は常に損をすることになります。

以前、ITバブルのピークでソフトバンクの決算発表が良かったのでソフトバンク株を買った人が、「買った瞬間から株価が下落しており、どうしたらよいか」と相談に来ました。この人は、退職金で初めて株式投資をしたのです。

「再度、買った価格と同じ価格近辺まで上昇すると思うので、買った価格近辺になったら売りましょう」とアドバイスしました。株は天井を2回つけてから本格的に下落することが多いからです。

実際に相場は買った水準まで再度上昇しましたが、その人は何と売るのではなく反対に買い増してしまいました。人には買った値段にこだわり、損切りできず、バブル崩壊の最後の大きな下落局面で売ってしまうという性質があるのです。多くの人が天井で買い、大底で売るのです。


相場の天井では90%の人がまだ相場は上昇すると思い、置いていかれたくない、儲けたいという欲から天井で買ってしまいます。そして買い増した瞬間に下落が始まり、最終的に暴落となりました。

その方が2回目の相談に来た時には、まだ下落が開始したばかりだったので、今からでも売った方がいいことをお伝えしましたが、恐らく売る機会を逃して、大底で売ることになったと思います。

人には買った値段にこだわり、損切りできず、バブル崩壊の最後の大きな下落局面で売ってしまうという性質があるのです。多くの人が天井で買い、大底で売るのです。

相場の天井では90%の人がまだ相場は上昇すると思い、置いていかれたくない、儲けたいという欲から天井で買ってしまいます。ビットコインの天井でも熱狂的に買った人は多かったです。

そして、暴落の最後は大きく下げて、損失に耐えられない感覚が死と同じ恐怖なので、皆が死にたくないと思って持っていたものを売ることになります。これが相場の大底になります。
皆が、欲と恐怖で取引するので、高度成長時代の株式の右肩上がりの時代でさえ、株式投資で損をする人ばかりでした。

大切なのは正しいマインドセット

投資を始める時には、まずきちんとした知識を身につけることが大切で、基本は「正しいマインドセット」と「実践的な投資知識」になります。
ところが、世の中では間違ったマインドセットが多く、また、実践的な知識ではなく机上の知識が多いため、投資の勉強をしたつもりで、やはり失敗してしまいます。

まさしく投資インテリジェンス2・0が必要な時なのです。

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プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

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