公開日 2020年7月30日

新型肺炎リスクで加速する「米国買い」と「新興国売り」

新型コロナウイルス報道で株価は下げましたが、先行指標である銅価格やバルチック海運指数は、それ以前から急落しています。新型コロナウイルス報道前から景気後退サインが出ていたのです。
新型肺炎リスクで加速する「米国買い」と「新興国売り」

また、ニューヨークダウとドル円相場は、時間分析的に天井を打つタイミングから下落しています。つまり、テクニカルに後追いで材料が出たわけですが、相場ではこのようなことは多いです。ウイルスの感染拡大状況によって変わりますが、現在の中期の株価の下落トレンドは月末くらいまで続きそうです。

今後、米国は新型コロナウイルス拡大が金融緩和をする理由づけになり、金融緩和(金利引き下げ)をして株価を支える可能性が高く、その場合、世界の大きな投資資金は新興国から米国に移動を加速することになります。米国株は金融緩和でサポートされるので「米国買い」「アジア株・新興国株売り」という流れが加速することになりそうです。具体的には米国株買いと同時に日本株(日経225=日経平均株価)売りというポジションが良いことになります。

新型コロナウイルスは潜伏期間が比較的長い上、症状が出る前に感染することから感染拡大しやすいようです。今後、感染がどのように拡大・終息するか分かりませんが、1月30日に世界保健機関(WHO)が緊急事態宣言をしたので警戒度が上がっています。現在、中国・上海も上海ディズニーランドを閉鎖し、タクシーは運休、自宅軟禁状態でゴーストタウンになっており、景気にも大打撃です。

前回のこのコーナーで、ウイルス対策で一番大切なことは手洗いで、手についたウイルスが目・鼻・口の粘膜へ触れることが最大の感染経路だと知ることが大切だと書きました。次に免疫力を上げるために体温を上げることも大切です。病は薬が治すのではなく自分の免疫力が治すからです。

適度な運動で体温が上がりますが、筋肉が付くことで平熱も上がるので筋トレは良いです。スクワットは効率良く簡単にできるのでお勧めです。普段からエレベーターを使わず、階段を利用するのも良いです。

投資でも災害でも大衆心理はパニックに陥りやすいわけですが、中国ではマスクだけではなく食料品もパニック買いにより品薄になっています。

今後、日本も食料品が品薄になる可能性がありますので、防災対策用の食品備蓄がない人は今のうちに準備をしておくと良いです(備蓄に最適なものは缶詰で不適切なものはかさ張るカップラーメンです)。大衆心理はパニックになり、同じ行動を取るので、突然、店頭から食べ物がなくなります。


日刊ゲンダイWEB版にも掲載

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プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

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