公開日 2026年8月25日

ベセント財務長官が仕掛ける「経済のD-Day」の真実

ベセント財務長官が発表した対イラン新作戦。なぜ米国は、強力な金融制裁をすぐに発動せず、猶予期間を設けたのでしょうか。
ベセント財務長官が仕掛ける「経済のD-Day」の真実のアイキャッチ画像

月曜日の記者会見の席でベセント米財務長官は、対イラン経済制裁を極限まで引き上げる新作戦「オペレーション・エコノミック・アウトキャスト」を発表しました。

米政権が目指すのは、イラン体制の資金源を完全に絶つ「ゼロ・リーケージ(抜け道ゼロ)」の実現です。

5つの生命線を断つ

今回の措置において、米財務省は暗号資産・テクノロジー・金(ゴールド)・航空・海運というイランの「5つの生命線」を特定。

約60に及ぶ関連機関に制裁を課すと同時に、今週末までに「ある主要金融機関」に対する大規模な追加制裁を行うと予告しました。

米国はイランと取引を行う第三国の企業や銀行に対しても、ドル決済網から完全に排除する「二次的制裁(セカンダリー・サンクション)」を適用する構えを見せています。

https://home.treasury.gov/news/press-releases/sb0613/

「D-Day」の比喩と「時限爆弾」

ベセント財務長官は今回の戦略を、第二次世界大戦の連合軍による総攻撃になぞらえ「経済のD-Day(決戦の日)」と呼んでいます。

この点について記者会見で、記者から突っ込んだ質問が飛んできました。

「実際のD-Dayは奇襲であり、ナチス・ドイツに予告や猶予を与えるようなものではなかった。なぜ今すぐ強力な制裁を発動せず、猶予期間を与えるのか?」

この質問に対しベセント長官は、「なぜ私が世界金融システムを爆破しなければならないのか?」と返したのです。

・・・

続きは、「イーグルフライ」よりご覧ください。

ベセント財務長官が語った「世界金融システムを爆破する」という言葉には、どのような意味が込められているのでしょうか。今回の作戦の核心について、さらに考えていきます。

本記事は、2026/8/25の「イーグルフライ」掲示板より抜粋しています。

関連記事

最新の記事をお届けします

Real Intelligence無料メルマガ

無料メルマガ登録

各講師のオンラインサロンや有料サービスもございます。詳しくは商品一覧ページをご確認ください。

プロフィール

松崎美子のプロフィール画像

松崎美子

ロンドン在住の元為替ディーラー

1986年にスイス銀行東京支店入行、ディーラーアシスタントとしてスタート。1988年結婚のために渡英。 翌年より英バークレイズ銀行本店ディーリングルーム勤務、初の日本人FXオプション・セールスとなる。

会員サービスに登録して
より有益な情報を手に入れよう

富を拡大するため一流で正統派の金融リテラシー・実践的情報を
元チーフディーラー集団からお届けします

会員サービス紹介
運営会社情報
エフピーネット株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1898号
金融商品取引業の種別:投資助言・代理業
加入協会:一般社団法人資産運用業協会
よくあるご質問お問い合わせ
Copyright © FPnet Co., Ltd. All rights reserved.