公開日 2026年5月15日

ドル円 154円台から158円台へ 次の関門は

ドル円は160円台に乗せた後に急落、その後154円台から値を戻す展開。中東情勢や原油価格が今後の相場を左右しそうだ。
ドル円 154円台から158円台へ 次の関門は

ドル円(日足)値幅 分析

●上記のチャートは、ドル円の日足である、

ドル円は、160.72(4/30)で、一相場8円の五段上げを達成、
24年7月高値161.95突破を前に、
先行帯を割り込み、154.97(5/6)まで5.75を下げたが、

日足終値ベースで先行帯下限、及び、9月からの下値支持線をブレイクできず反転、
158.59(5/15執筆時点)まで、3.62(61.8%)を切り返してきた

●当面のポイントは、上値は、
158.89(5/15現在)に控える日足先行帯上限がポイント、
終値で158円台後半に控える先行帯上限を、突破できなければ、
先行帯内での持ち合いの公算だが、

終値で、159円に乗せれば、その上の「159.28-160.59」
(ひと相場5円「4.31-5.62」の上値めど)に向け上値余地だが

●当レポートの長期時間分析からは、
「160.72(4月)-161.95(24年7月)」の上値の壁突破は簡単ではない

●下値は、日足終値で、先行帯下限の158.35(5/15現在)を割り込むと、
154.97(5/6)、154.97を割り込めば、
153.31(1月の下げ7.41を同値幅下げる)から
(4/30高値160.72からの下げ一相場5円「5.43-5.75」の二段下げ)、
更には、1月安値152.04に向け下値余地が拡大することになる

●果たして、強気派の、日銀の利上げを牽制し、
円安に起因する輸入物価の上昇を「介入」でしか止められない、
高市政権の経済政策(財政拡張政策)の矛盾をついて、
再度、「160.72(4月)-161.95(24年7月)」突破に挑戦する反騰は功を奏するか、

または、当レポートの長期時間シナリオ通り、
161.95(24年7月)を超えられず、調整局面に向かうか、

米中首脳会談終了後の、中東情勢/原油価格とともに、
まずは、ドル円の終値ベースの「158.89-156.35」(先行帯上下限)の攻防に要注目

2026年5月15日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。

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プロフィール

伊藤寿彦

伊藤寿彦

いとうとしひこ:元外資系銀行チーフディーラー。 エフピーネット(株)インベストメントアドバイザー。 独自の時間分析(タイムサイクル分析)が強み。

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