急騰と急落 4つの予兆

事前に分かる4つの予兆
相場では急騰する前、急落する前に現れる兆候や特徴があります。
予兆を知っておくとローリスク・ハイリターンの投資や資産防衛が可能です。
ここでは、4つの相場に現れた4つの予兆のケースを紹介します。
それぞれロジックが異なります。
どれも必須の投資リテラシーです。
①ボリンジャーバンドの収束
②時間分析の変化点
③バブル末期ほど急角度の上昇
④セリングクライマックス
それぞれ解説します。
①ボリンジャーバンドの収束
通常、ボリンジャーバンドが収束すると、上か下か、どちらかに飛び出します。
昨年、2025年8月28日から銅が急騰開始する直前に現れた予兆がボリンジャーバンドの収束です。
チャート中央のボリンジャーバンドのラインが広がってから急激に収束しているので、すぐに上か下に飛び出すと判断しました。
この時の状況から上に飛び出ると判断し、実際に上に飛び出してその後も上昇を続けました。

銅/ドル 日足ボリンジャーバンド
イーグルフライ 2025年8月27日号
銅の日足ボリンジャーバンドが収束しています。
近い将来、上か下に飛び出す可能性が高いです。
今の環境だと上かな。
②時間分析の変化点
時間分析は一定の時間が経過すると
上昇から下落にトレンド転換、もしくは上昇加速
下落から上昇にトレンド転換、もしくは下落加速
という変化点があります。
昨年2025年10月、ゴールドが暴落しました。
歴史的に最大の下げ幅を記録した暴落は時間分析どおりに上昇から反転下落の変化点のタイミングでした。
10月13日~11月7日がゴールドの週足時間分析の変化点です。(矢印の部分)
実際に10月16日から20日に乱高下が始まり10月21日から暴落開始しました。
この暴落で強制ロスカットとなり退場した人も多かったです。

ゴールド/ドル 日足
イーグルフライ 2025年9月24日号~
ゴールド/ドル 週足時間分析では
10月13日~11月7日くらいに天井、もしくは上昇加速の変化点です。
週足時間分析なので変化点の幅が広いですが、充分役立ちます。
日足時間分析だと幅が狭くなるので精度が上がります。
時間分析の変化点になると不思議なことに大きな材料が出るということもあります。
時間分析についての詳細はこの記事をお読みください。
https://real-int.jp/articles/951/
③バブル末期ほど急角度の上昇
バブル末期ほど上昇角度が急になります。
バブル相場の性質としてドンドン上昇角度が急になり、最後に突然暴落するという特徴があります。
このチャートは現在のS&P500の日足チャートですが、ドンドン上昇角度が急になっていることが分かります。

S&P500 日足
このケースでは、いつ暴落するかピンポイントのタイミングは分からないものの危険度がドンドン上昇していることが分かります。
つまり、現在、暴落の予兆が出ているということです。
高く上昇するほど暴落も大きいです。
資産防衛のためにはストップロスが必要です。
④セリングクライマックス
暴落相場の最後に短時間で大きな暴落が来てから反転上昇することがあります。
これをセリングクライマックスと呼びます。
2011年3月11日東日本大震災の約一週間後3月17日に一旦大きな円高になってから円安に転換となりました。
保険会社が保険金を払うために海外に保有する資産を売却して日本に戻すことをレパトリ(レパトリエーション・Repatriation)と言います。
このレパトリによる資金還流で円高に振れるだろうと市場参加者たちが推測したことから、一旦大きく円高になりました。
地震発生時点から円高が始まり、セリングクライマックスが来ると判断できたのでセリングクライマックスのピーク(大底)が予測できました。

豪ドル/円 日足
イーグルフライ 2011年3月15日号
豪ドル/円は76.20円で指値をしておきました。
大地震は本来は円安材料ですが、
レパトリ期待で一時的に円高になっているのは、
最高の円売りポイントだといえます。
イーグルフライ特別号 2011年3月17日号
(セリングクライマックスが始まった時に配信したものです)
大地震によるレパトリもしくはレパトリ期待で、ドル/円が80円を割ってきました。
豪ドル/円も現在78円を割ってきています。
豪ドル/円の指値は76.20円で入れていますが、この円高は豪ドル/円の買い場だと判断しています。
豪ドル/円は、投機筋や、個人の投げが出て、もう一段下げるかもしれませんが、これらの投げは一番美味しい買い場です。
買いゾーンに入ってきているという判断です。
セリングクライマックスの最後の動き、チャートパターンは次のようになることが多いです。

多くの人が強制ロスカットにかかって退場していた時、ここで買いポジションを持つのは美味しい買い時でした。
大きく損をして退場する人と
一番美味しいタイミングでポジションを持つ人と
二極化が明確になった時なのです。
合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/3010/
ローリスクハイリターン・資産防衛
このように相場は急騰する前・急落する前、トレンド転換する前にチャート上に現れる兆候や特徴があり、投資助言として活用できるほど精度が高いです。
これらの予兆とストップロスを活用することで
ローリスク・ハイリターンの実現や
資産防衛ができます。
これ以外にも暴騰・暴落の予兆になる日や材料などもあります。
この記事にヒントがあります。














