ドル指数 次の一手を注視

ドルインデックス(ドル指数)(日足)サイクル分析

●上記のチャートは、ドルインデックス(ドル指数)の日足である、
●ドルインデックスは、1月高値110.01からの下げは、
トランプ政権の関税政策による米経済の低迷懸念から、
ドル資産からの逃避(リスクオフ)によるドル売りにより、
7.18/6.66の二段下げで、97.68(4/21)まで下げた後、
101.81(5/12)まで4.13(二段目の下げに対する61.8%)をリバウンドしたが、
上値抵抗線を突破できず反転、
過去2ヶ月続いた持ち合い(レンジ)の下限、97.68(4/21)を割り込み、
96.60(6/26)まで下値を拡大してきた
●次なるポイントは、「94.63-95.15」
(1月高値110.01からの一相場「6.66-7.18」の三段下げ)及び、
94.53(22年9月高値114.74から、23年7月安値99.26までの中勢下げ一相場15.48を、
25年1月高値110.01から同値幅下げる)
が重なる「94.53-95.15」がターゲットポイント
上値は、98.59(26日移動平均)と99.01(6/23)が重なる「98.59-99.01」が上値抵抗、
突破すれば下げ一服だが、突破しない限り下げトレンド継続となる
●時間面では、ドルインデックスは、日足サイクルとして、
3つの27-32日サイクルからなる85-91日(4ヶ月)サイクルが重要な天底を形成、
今回も、5/12高値から31日目の6/23(99.01)が重要転換日となって下げに転じてきたが、
この日柄構成が有効なら
●6/23を起点とする下げは、
次なる27-32日サイクルボトムの「7/9-16」まで下値余地を残していることになる
●果たして、1月からのドル安相場は、もう一段下値を試すか、
ユーロドル及びドル円シナリオのポイントとなるドルインデックスの、
7月に向けた次の一手に要注目
2025年6月27日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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