円ショートポジションが急減しただけ
日銀の政策修正観測によって、ドル円レートが振られる状況は今後も続くだろう。しかし実際には、日銀のマイナス金利政策解除の時期は、金融市場の強いコンセンサスである来年4月ではなく、来年1月~年後半と幅が広い。なぜなら当然、日銀は米国の金融政策動向を注意深く分析しウォッチしているわけで、決して単独的行動をすることはない。
ドル円は24年、130円に向かう
仮に昨年秋から今年1月の値幅だけドル下落となると、24年2月~3月には127円台ということになるが、日銀の出方が定かではなく、当然、上下の振れはあろう。ゆえに、ザックリと1ドル130円あたりを想定(春先)しておくべきではないか。ただ、その後の展開は全く定かではない。
ポンド高への深追いは避けるべし
年末・年始までのポンドドルのレンジを、1.2100~1.2890ドル「ポンド円181円~189円50銭」と予想する次第である。
米国経済はピークアウトを迎えた
今後の金融政策運営に関しては、金融環境の引き締まりを背景とした経済成長の鈍化が、見込まれる一方、コアインフレの鈍い低下が続くとみられ、FRBは24年年央にかけても、政策金利を据え置いた後、いよいよ利下げ開始という展開を演じるのではあるまいか。
執拗なドル高とユーロ円高の行くえ
そろそろ日銀も介入で動きそうだし、ユーロ通貨の激震もありそうだ。ユーロ円の当面の見通しは156円台~163円あたりと天井が近づいていると筆者は描いている。
FOMCとBOJ会合でドル円はどうなる?
岸田首相が指名した植田総裁が、総合経済対策にブレーキをかける「利上げ」政策を、打ち出すわけにもいくまいとの読みもある。「所得税減税は来年6月の実施。そして9月には自民党総裁選がある、岸田政権崩壊も視野に難しい判断を日銀は強いられる」とした心境だろう。しかし、仮にドル円相場が154円以上の円安となれば、日銀も立ち上がらざるを得まい。
米欧経済の疑問と盲点
今年に入って以降、あまりに景況鈍化予想の敗北が続いたことから、エコノミストの多くは楽観シナリオに警戒している。イタリアの財政不安の台頭も懸念材料である。
ドル円の分岐点近し!?
FRBが政策金利を据え置き続ける中で、仮に日銀が金融政策の正常化を前倒しした場合、ドル円相場はどうなるか。10月末、11月当初の日銀、FOMCが注目される。
米ドルとユーロ通貨の盲点とは
近い将来、株価が大きく低下する中、長期国債利回りも経済の実態を反映して低下する、という展開を想定するのが自然ではないか。もう少し先には、米国経済の減速の兆候を確認することや銀行不安の再燃などをきっかけに、行き過ぎた長期国債利回りと行き過ぎたドル高が同時に大きく調整され、株価も下落する、という展開が予想できる。
外為市場は中東マターに極度に弱い
サウジ・米国の安保条約体制とサウジ・イスラエルの国交正常化という「中東レジーム転換」前夜に起こったのが今回の「ハマスによるイスラエル強襲」なのである。事態の深さと今後の展開の難しさを考えると、ウクライナ戦争以上にインパクトは大きい。ドル・原油価格も当然、ボラティリティが大きく高まっていく。市場関係者の深読みが期待される。
ポンド まだ下値(対ドル)がある
反転の時系列が近づいてきたように思える。少なくとも波乱の時系列直前に突入してきた感がある。したがって1.175ドル以下のポンド安を狙うのはリスクが高いのではないか。
2024年問題の重要度
日本の社会は非効率な物流をベースに便利で効率的な仕事と、暮らしを追求してきたのである。 この構造がガラリと一変する初年が2024年に始まる。「2024年問題」とは、それほど重大な改革を意味している。
FOMCは市場の分岐点を示唆?
「FRBが金利をより長期にわたり、より高い水準に維持する方針を固めたことで、投資家は世界の基軸通貨である米国以外に隠れる場所を見つけられなくなっている」。ブルンバーグの記者が26日に伝えた一言だが、逆に言えば、そろそろ市場反転の局面が近づいたのかもしれない。
大阪・関西万博は崖淵に追い込まれた
大阪・関西万博の開催が危ぶまれている。開催そのものの前に「パビリオンの建設が間に合わないのでは?」と、大きく報道されはじめたのは、この夏のことだった。
植田日銀を甘く見てはならない
大体において、ポスト黒田を巡って植田氏を予測しえた人はいない。ほとんどが日銀現職・OBか財務省OBからの登用を予測していたわけであるが、結局、首相と官邸による周到な根回しで植田氏が就任した経緯がある以上、岸田政権の意向の範囲内で、日銀のボード(理事、局長レベルの幹部)とともに、動いていくことは明白である。
汚染水海洋放出のプロセスを明かす!<上>
汚染水の海洋放出第1回目が終了した。貯蔵タンク10基分が放出されたという。重要なのは、この海洋放出が、どの様なプロセスで決まっていったのかにある。
ユーロドルは節目を迎えるか
仮にドルが米金利の低下で反落し始めた場合は、ユーロの反転もスピードを増すかもしれない。その場合は1.0950ドルがポイントとなろう。
中国経済は明らかに正念場へ
国際エコノミストの端くれの一人として中国経済がいよいよ、不可解な状況に突入してきたことをお伝えしたい。中国経済のファンダメンタルズをみると、急に悪くなったわけではない。では、何が原因で中国経済が明らかに減速するようになったのだろうか。
米国の個人消費動向に注目すべし
個人消費の動向は中間層・中堅層の家計動向に注目が必要である。この層にとっては三つの逆風懸念があることに注意しておかねばなるまい。
成長と分配の好循環とは冗談だろう!
財政黒字化の代償はデフレ圧力の継続であり、実質賃金は下がり続けるだろう。緊縮財政路線を廃止しない限り、物価と賃金の好循環なんぞ生じるはずがないのである。
はじめての方はこちら
大事な記事
金融危機グレートリセットを利益にする重要記事まとめ
株暴落!激動・グレートリセットに備える
全ての金融危機と災害を利益にできた奇跡の秘訣公開
金・ゴールド重要記事まとめ
金融危機や災害を利益にする投資手法イーグルフライとは
リアルインテリジェンスの使い方
重要 ユダヤ暦で大暴落を予測
株暴落8~9月?ユダヤ2千年前からの危機
最初に読む一番大事な投資の極意
成績が良いと褒め悪いと叱る教育を受けたAIが投資で破綻 AIへの教育
本質を理解する実践的インテリジェンス
理想の投資教育 投資知識5段階
日本の使命が世界を救う
お金と使命
プロが確信を持って間違える時代・本質の理解が大事
使命は人類最大の富
間違いだらけの投資・トレード教育
4人の元チーフトレーダーから学ぶ
マーフィー流トレードの基礎
教育で一番大切な3原則
YouTubeチャンネル
by Real Intelligence