ゴールド爆上げで振り落しに注意

ゴールドは美味しい投資先
2001年春から、ゴールドを美味しい投資先として強く買い推奨してきました。
2025年8月21日からゴールドの異常な過熱感の急騰で、ゴールド投資が美味しいと気付く人が急増しています。
しかし、異常な過熱感で急騰ということは、
今からポジションを持とうとする人や
追加ポジションを持とうとする人には
美味しい相場とはいえないかもしれません。
ゴールドは大きな上昇トレンドですが
相場の性質として急騰後は急落もあり、
短期的には分かりにくい相場になっているからです。
乱高下する相場は分かりにくい相場です。
分かりやすい相場とは
分かりやすい相場とは動きの予測がしやすい相場です。
タンタンと上昇する相場は典型的な分かりやすい相場です。
分かりやすい相場ではレバレッジを上げることもできるので利益にしやすいです。
つまり、分かりやすい相場はローリスク・ハイリターンを実現できる美味しい相場なのです。
ゴールドは分かりやすい相場が続いていました。
知恵が必要な投資ステージ
2025年8月21日からのゴールドは異常な過熱感で急騰し、今後、買う人は知恵を使わないと、美味しい相場とは言えなくなっています。
急騰する相場は急落するからです。
乱高下するということです。
そして、異常な過熱感で急騰する時、大衆は強気になりレバレッジも高くします。
今、高レバレッジの市場参加者が増加するので、なおさら乱高下します。
タンタンと上昇する時はレバレッジを上げることが出来ますが、
過熱感がある時にレバレッジを上げると振り落とされます。
その結果、大衆はいつも大きな損をするのです。
大きな上昇トレンドでも
目先の天井で買って
目先の底で売ることになるからです。
いつの時代でも、どの相場でも大衆は同じ失敗を繰り返してきました。
ゴールド投資は知恵が必要な投資ステージになったといえるでしょう。
ゴールドの買い方
リアルインテリジェンスやイーグルフライでは2024年からゴールドの買い方を次のように書いてきました。
「現在はゴールドのCFDでストップロスを入れて押し目買い」
「金融危機が来たら底値圏で本格的にゴールドETFや現物買い」
これは、現在は短期で上昇についていき、暴落したら長期の買いという意味です。
この意味を理解していない人がいらっしゃるようなので補足します。
CFDでストップロスを入れて買って、
上昇にトレールでついていき、
天井を打って下落してきたら利益確定(現金化)。
さらに金融危機などで下落した底近辺で、
利益になった資金で現物やETFを買うという意味です。
暴落したら買おうと思っている人は
上昇する相場を見て
「買わないと置いて行かれる」と思って目先の天井で買い、
急落する相場を見てあわてて目先の底で損切りするのが常です。
それを回避するため、短期と長期を組み合わせたポジションメイクです。
CFDは短期的ポジションなのでレバレッジを少しかけることで利益を拡大できます。
ストップロスは必須なので強気に買うことができますが
レバレッジを高くすると振り落とされます。
いずれにしてもCFDはゴールドの裏付けがないので、数か月~1年くらいの短期勝負です。
イーグルフライは購入ポイントを書いてきた
イーグルフライのメルマガでは、その時々に具体的な購入ポイントを書いてきました。
○で囲んだところが買い推奨ポイントです。

ゴールド/円 日足
かなり美味しい購入ポイントでした。
2025年8月21日から急騰がスタートしました。
今後の買いポイント
2023年10月から、ゴールド相場は過去に無く、
分かりやすい
美味しい
大きな上昇相場になっていました。
2025年8月20日頃に推奨していた
日足ボリンジャーバンドの-2σ(シグマ)から反転上昇後、
今回の過熱感がある急騰となりました。
現在、日足では追えなくなっているので
日足より短い足で追いかけると良い相場ステージになってきています。
結論
ゴールド投資は知恵が必要な投資ステージになったといえるでしょう。
短期と中長期の使い分けが、より大事なステージになったということです。
大衆心理から抜け出す必要もあります。
イーグルフライでは日足ボリンジャーバンドの各ラインを使って買い場を推奨していこうと思います。
ちなみにスキャルピング(超短期)はお勧めしません。
関連記事
https://real-int.jp/articles/2219/