スイス円 リスクオフの値動き

スイス/円(日足)サイクル分析

上記のチャートは、スイス円の日足である。
●スイス円は、1月安値137.39から、他クロス円とともに円安ドル高相場を主導してきたが、
22年からの長期上昇チヤネル上辺に上値を止められ、166.59(8/30)を高値に持ち合いの後、
レンジ(持ち合い)下限の163.80(9/11)を割り込み、162.94(9/21)まで反落してきた
●当面のポイントは、下値は、162.66(75日移動平均)の攻防である、
終値で、75日平均(162.66)を明確に割り込めば、
次なるポイントの158.79(7/28)に向けもう一段下値余地が拡大する、
●上値は、165.10(26日移動平均)、165.19(9/20)および、レンジ上限の165.42(9/13)
(表示略)が重なる「165.10-165.42」が上値抵抗、
165.42を突破すると、レンジ引き戻し、
166.59(8/30)突破で、上昇トレンド継続を確認する
●時間面では、既報の通り、スイス円は、日足サイクルとして、
2つの45-48日(2ヶ月)サイクルからなる92-95日(4ヶ月)サイクルが重要な天底を形成、
今回も、166.59(8/30)を高値に、7/5高値から46日目の9/6(166.15)が
2ヶ月サイクルの重要転換日となって下げに転じてきた、この日柄構成が有効なら、
8/30高値166.59を起点とするこの反落は、
最短、次なる2ヶ月(45-48日)サイクルボトムの9月末(9/28-10/3)まで下値余地を残していることになる、(最長は次なる4ヶ月サイクルボトムの11月末)
●果たして、8/30を起点とする下げは、上値抵抗の165.42(9/13)を切り返すことなく、
9月末(最長11月末)に向け、
162.66(75日移動平均)を割り込んで、158.79(7/28)を試すもう一段の下げに向かうか、
●米長期金利上昇/株安を受け、リスクオフの値動きとなってきた
他クロス円の次の一手に要注目
2023年9月22日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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