プロパガンダを見抜くことが大事
プロパガンダとは
プロパガンダとは特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する行為や情報操作です。
報道や一般広告も含まれます。
全くの嘘である場合や、部分的に正しかったり、一部を切り出して別の意味にするなど、その手法は沢山あります。
例えば、
「増税しないと年金は破綻する」
「税金の無駄使いを止めないと年金は破綻する」
前者は財務省側のプロパガンダとして聞こえてきますが、
後者は国民の声なので聞こえてきません。
プロパガンダは自分たちの都合の良いようにできているのでマインドコントロール(洗脳)にもつながっていきます。
合わせて次の記事をお読みください。
https://real-int.jp/articles/1830/
言論統制と合わせるとプロパガンダは強力になる
言論統制すると誘導効果は増大します。
反対意見が減少することでプロパガンダだけが頭に残ることになります。
たとえ、反対意見を聞いたとしても最初に思い込んだことは、なかなか打ち消すことができません。
FACEBOOKやGOOGLE・YOUTUBEなどは一部の情報について極端に言論統制が厳しいですが、Twitterはイーロンマスクに買収されたことにより言論統制が大きく緩和方向です。
日本人はプロパガンダを信じやすい
日本人は、プロパガンダを信じやすい国民だといえます。
日本は性善説なので疑うことをせず、プロパガンダの存在について教育されていません。
米国は性悪説なので鵜呑みにせず、プロパガンダの存在について教育されます。
さらに、日本人は無意識で他人と同じだと安心と思う国民性なのでプロパガンダが広がりやすいといえます。
米国では人と違うことが大事で価値があるとします。
性善説は良いことですが悪用されてしまうのです。
鳩のように素直に蛇のように賢くある必要があります。
日本は戦後強烈なプロパガンダがあった
日本人は戦後大きなプロパガンダの影響を受けましたので、次のように思い込まされてきました。
・日本は戦争で悪いことをした
・自虐的な歴史観
・愛国心は悪いこと
これらの影響は現在も引きずっています。
人は教育と情報で考え方が形成されるわけですが、25歳以降は、それまでに学んだ知識や情報と異なることは間違いと判断するそうです。
さらに、日本の教育は先生や権威の言うことを受け入れて、自分の頭で考えないという奴隷教育です。
メディアはプロパガンダツール
メディア(media)は複数系のミディアム(medium)からきており、その意味は「中立」「媒体」だけではなく「霊媒」という意味もあります。
日本のテレビは放送法で中立が義務付けられているのに中立ではなく人を操る要素が強いので違法性が高いです。
正しい情報に価値がありますが、間違った情報の価値はマイナスです。
視聴者には存在価値がないために衰退していきます。
そもそも主要メディアは広告主の意向に反することは言えない、プロパガンダツールだと認識することが大切です。
以前、TVのコメンテーターをしていた時に金融の闇を暴く企画案があったのですが、スパンサーに配慮してその企画はボツになりました。
反対にいえば
メディアの「正しいことを伝える使命」
ジャーナリズムの「悪を暴き世の中を良くする使命」
を持つメディアは伸びることになります。
国民側の視点のメディアを自分たちで作っていくことが大事です。
このポータル「リアルインテリジェンス」は国民側の視点で書かれたメディアです。
こちらの記事も合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/1658/
プロパガンダは恐怖がトリガー
プロパガンダに有効なのは恐怖です。
円高になっても円安になっても日本が破滅すると恐怖を煽ります。
パンデミックの時も毎日恐怖を与え続けました。
恐怖を煽ると視聴率が上がるからです。
拝金主義です。
人は恐怖という悪い感情で理性が失われ間違った行動をとります。
現在、地球温暖化であと数十年で世界が滅ぶと言われています。
しかし、50年前は地球寒冷化で世界は滅ぶと言われていたのです。
地球は寒冷化している
一番大きな視点で見れば、ビッグバンで宇宙が誕生した時が一番熱く、
時間の経過とともに宇宙も地球も寒冷化しています。
エントロピーの法則的にも、寒冷化していく方向が自然の法則です。
古代の地球は今よりずっと暑く、炭酸ガスも多かったのです。
そして暑く炭酸ガスが多い環境は植物や動物にとって今よりずっと良い環境でした。
しかし、寒冷化が進み現状があります。
地球の寒冷化が進んだために植物や動物は住みにくくなっています。
今の寒冷化した地球において
植物や動物にとって、温暖化は環境が良くなること。
北の国々にとっても、温暖化は環境が良くなることなのです。
ロシアは寒いことが一番の問題なので温暖化はかなり嬉しいことです。
ロシア人が頭にふかふかの毛皮の帽子をかぶっている映像を見ることがありますが、あのふかふかの帽子がないと頭の血管が寒さで損傷するからです。
地球が大きな視点で寒冷化しているといってもミクロ的に上昇局面と下落局面があるように地球にも、一時的に氷河期があったり、温暖な時があったりします。
地球温暖化(気候変動)対策は、その対策により利益がある人たちのプロパガンダであることが明確だと判断しています。
御用学者に騙されてはいけません。
世界的なプロパガンダが激しくなった
近年、次のようなことは世界レベルの露骨なプロパガンダだったことが暴露されてきています。
・気候変動問題
・米大統領選挙
・パンデミック
・ロシアのウクライナ侵攻
自分の意見を持たない人たちはSNS等で、同時に次のような2つの発信をする人たちも現れています。
「周りの人のために予防接種しましょう。」
「プーチン大統領を暗殺しよう。」
プロパガンダが自分の意見になり、それが正義だと思ってしまうのです。
プロパガンダを鵜呑みにすると酷いケースでは命が奪われることもあるでしょう。
プロパガンダを見抜くには
報道や政府発表などを鵜呑みにせずに調べてみればプロパガンダは、すぐに分かります。
例えば、パンデミックについては次のような基本を確認するだけです。
・有効率95%は本当か元データを調べる
・現在の感染予防効果を確認する
・過去のワクチン後遺症事件や薬害エイズ事件等の歴史を確認する
・感染した人に予防接種を推奨する理由を確認する
・治験が完了していないのに安心安全だとする理由を確認する
・説明に論理破綻がないか確認する
実践的なリテラシーが極めて大切です。
事実は幻想?
「データを見て判断すること」
「事実を見て判断すること」
が大事ですが、ここに大きな落とし穴があります。
事実というのは人間の脳にある幻想にすぎないことが多いからです。
これは大阪市立大学医学部名誉教授の井上正康先生の名言です。
たとえば、次のように考える人が多いです。
「ワクチンに感染予防効果や重篤化予防効果があることは既に十分に明らかになっている。
私はそのことを知っていてメリットがデメリットを大幅に上回ることを理解している。」
しかし、これは事実ではなく刷り込まれた幻想・妄想です。
脳は基本的に怠惰なので権威が言っていることは検証済のことであり、自分の考えも同じと判断する傾向が強いのです。
確かに、「自分はメリットとデメリットを理解している」と言う人の中に有効率95%の元データを見ている人は見たことがありません。元データを見れば、その結論にならないからです。
報道や権威が言っていたことの受け売りです。
権威だと思っていた御用学者が次のように真実を変えてしまうのです。
①統計で嘘をつく
②データ改ざん
③嘘の事実やロジックを伝える
自分は知恵者だと思うことで、騙されることになります。
もちろん、全部が幻想というわけではありませんが、
頭の良い人たちが確信を持って間違えているのが現状です。
そして、一度思い込んだことは、たとえ反対の意見を聞いてもアップデートが困難なのです。
それは専門家であっても天才であっても同じです。
リアルなインテリジェンスが欠けている結果です。
こちらの記事を合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/1891/
プロパガンダの全貌を理解すると政府が嫌いになってしまう人も出てきますが、それも一つのプロパガンダなので危険です。
https://real-int.jp/articles/1762/
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人間が地球の表面を歩き出して以来もっとも賢い男
頭の良い人が正しい判断をするわけではない好例