終値が大事
マーフィー流トレードを学ぼう 基礎編・活用編
私のトレード手法について、初心者の方にも分かりやすく、且つ、中上級者の方にも、為になる内容、構成にしています。動画による解説を行っていますので、どなたにも分かりやすい内容となり、きっと大いにお役に立てることと期待しております。皆さまのトレード技術が向上されることを切にお祈りしております。(^^)(^^)
チャートから読み解くマーケットの真実シリーズ♪
第1回目 終値が大事
とても為になる内容ですので、ぜひ、動画を視聴してみてください。
以下、今回の動画内でも解説している内容です。
基本項目
- 終値と遅行スパン
- トレンド局面や調整局面との関係性
- 終値とロスカットルール
- 終値とメンタル
「終値」とは
- 市場参加者が、総意として最終的な落ち着きどころとして
納得した価格のこと - 例えば、1日の中で膨大な売買をした結果
最終的に落ち着く価格が日足終値 - 1分足から月足に至るまで
それぞれの時間軸において存在する - 尚、「ザラ場」は終値が確定するまでの時間を指す 「現在値」
- ローソク足の「ヒゲ」の部分はザラ場での現在値でもある
終値と遅行スパン
- 「遅行スパン」とは終値を過去に戻してつないだラインのこと (赤紫色のライン)
- 例えば、日足での21遅行スパンは
本日の終値を21日前に戻した位置にある - 終値が確定するまで
遅行スパンの位置が確定しない点が重要 - 遅行スパンが転換するかどうかは
終値確定時でないとわからない - 実践トレードへの応用(例:押し目買い、戻り売りなど)
トレンド局面や調整局面との関係性
- 終値が確定した時点で
トレンド発生かどうかを判断する - 例えば、終値が+2σラインを上回る時点で
本格上昇トレンドが発生したと判断する - 終値が+1σラインをキープするかぎり
本格上昇トレンド継続 - 終値が+1σラインを下回る時点で
本格上昇トレンドが一旦終了して
調整反落局面に入ったと判断する
終値とロスカットルール
- 終値が確定した時点で
ロスカットするどうかを判断する - 例えば、終値が+2σラインを上回る時点で
売りポジションをロスカットするというルール - 終値が+1σラインを下回る時点で
買いポジションをやめるというルール - 「もうはまだなり、まだはもうなり」の判断基準でもある
終値とメンタル
- 終値が確定した時点で最終判断するので、
途中経過においてジタバタせず
冷静、沈着にマーケットを観察することが大事 - 例えば、5分足なら5分間、
1時間足なら1時間、
日足なら丸一日、
悠然と構えてマーケットの推移を見守ることでストレスを減らす - 基本的に「ザラ場」の動きはあまり気にしないこと
(尚、エントリーや利食いは別)