儲かる仕事が貧困を招く?
常識が間違いだらけ
常識や当たり前だと皆が思っていることに間違いが多いのです。
お金(投資)・仕事・成功・健康・医療・食物・教育・政治などの分野は特に間違いが多いです。
間違ったものを正しいとしたり、
正しいものを間違いと判断することを混乱といいます。
仕事の世界は拝金主義がはびこり、混乱が激しいです。
成績が良いと褒め、悪いと叱る教育が拝金主義を生む
教育では「成績が良いと褒め、悪いと叱る」という教育が当たり前になっています。
これは奴隷教育であり、自己承認欲求を高め、自己中心や拝金主義に陥り、多くの問題を生み出します。
成績が良いと褒め、悪いと叱るは
・成績が良ければ価値がある
・成績が悪いと価値がない
というメッセージなので、大事なセルフイメージの基本の1つである
「存在だけで価値がある」の否定だからです。
この記事をお読みください。
https://real-int.jp/articles/489/
儲けたいと思って投資してはいけない
衝撃的かもしれませんが、投資では「儲けたい」という欲が強いほど損をする可能性が高くなります。
自己中心的な欲、つまり拝金主義は、貧困を招くからです。
「自分に預けられているお金を管理運用する」という考え方が富を拡大する考え方です。
儲かる仕事をしてはいけない?
もっと衝撃的かもしれませんが、仕事では「儲かる仕事をする」「儲かる事業をする」という考え方は危険です。
一時的に儲かったとしても大きな意味で富を失うことになるからです。
「儲かる仕事をする」という考え方に対して、何も問題とは思わず、当たり前だと思う人が多いと思います。
サラリーマンは「給料が高い会社に就職する」
社長は「儲かる事業をやる」となりがちです。
次のような風潮もあります。
・儲かる事業をするのは頭の良い人
・儲かる事業に手あたり次第に手を出して大きく儲けた人を尊敬する
儲かる仕事が悪いわけではありませんが、
儲かる仕事という視点だけだと使命を無視することになり、
拝金主義に陥ることで真の富から遠ざかります。
拝金主義の反対が使命
使命に進むことが真の富(7つの富)を拡大します。
使命の反対が拝金主義であり、拝金主義は貧困を招くのです。
選択した仕事、事業が
使命の方向だったり、
使命に進むことで儲かるのであれば問題ありません。
使命に進むと知恵を与えられるので儲かることも多いです。
しかし、儲かる仕事が、
自分の使命の方向ではなかったり、
使命の本質の基本である世の中を本質に良くするという視点がなければ、
どんどん貧困に堕ちていくことになります。
品性・品格・高潔さを失っていくことも多いです。
貧困とは
7つの富をバランス良く拡大することが大切で、使命の本質の基本です。
7つの富とは、お金・才能・知恵・愛情・環境・自分・使命の7つです。
貧困とは、この7つの富が減少することです。
https://real-int.jp/articles/841/
お金を目的にして一時的にお金持ちになっても富のバランスを壊すことで不幸なお金持ちとなるのです。
お金を目的にすることで、品性・品格の低下、愛や家族という富を失うことになります。
一時的にお金が増えても突然、失うこともあります。
また失う恐怖に襲われることも多いのです。
使命が富を拡大する
使命的な仕事の基本的要素は次の通りです。
①7つの富を拡大する
7つの富を拡大することは使命の本質の基本です。
https://real-int.jp/articles/841/
②与えられている個性を発揮する
自分に与えられている個性を発揮していくことが使命であり富の拡大です。
個性とは次のようなものです。
・性格(大きく4つに分かれます。性格ドットコム参照)
・才能(才能だけから使命を判断しないこと)
・役割(かなり大事な概念です)
・知性・知恵
・感性・センス・美意識
・ユニークさ・オリジナリティ
・創造力
③世の中を本質的に良くする
立派に見える経営理念でさえ世の中を本質的に良くするという視点がないものが多いです。
世の中を本質的に良くするという概念は極めて大事です。
④正しいマインドセットを身に付ける(動機が愛)
世の中を本質的に良くしたとしても自分の品性・品格が劣っていては意味がありません。
どんなに社会に良いことをしても動機が愛以外の自己中心的な動機であれば貧困を招きます。
正しいマインドセットの基本は3つです。
・愛されている存在 愛が動機(最高の動機)
・存在だけで価値がある(最高のセルフイメージ)
・人生には世の中を本質的に良くする使命がある(最高の目的)
⑤正しいマインドセットを拡大する
自分が正しいマインドセットを身に付けるだけではなく、周りにも正しいマインドセットを身に付けることが大切です。
⑥間違ったものを正しくする(混乱を解消する)
仕事で成功する秘訣です。
儲かる仕事は競合も多くレッドオーシャンになりやすいですが、
混乱を解消することは競合がいないのでブルーオーシャンです。
詳しくはこの記事をお読みください。
https://real-int.jp/articles/1223/
使命の本質が分からないと会話が成り立たない
拝金主義は、いくらお金を稼いでも満足できない飢えた状態なので、本質的な幸せから遠ざかります。
実は、儲かる仕事をすることが仕事の極意と思っている人は使命の本質を聞いてもピンとこない傾向が強いです。
使命に進んでいる人と拝金主義の人は別世界に住んでいるといっても良く、うまくコミュニケーションが取れなかったり、価値観が真逆なので問題が発生することになります。
具体例
エンジニアの例
世の中を本質的に良くするものを創ることが真の富を拡大します。
儲かるけど世の中を本質的に良くしない仕事は真の富(7つの富)を失うことになります。
芸術家・アーティスト・クリエイターの例
この記事をお読みください。
https://real-int.jp/articles/1215/
関連記事
https://real-int.jp/articles/1264/
https://real-int.jp/articles/892/
性格ドットコム
https://www.seikaku.com/
関連書籍
「ビジネスと人生に飛躍をもたらす使命の本質」(幻冬舎)
https://www.real-mission.com/amazon1/