7つの富®を拡大することが真の成功

7つの富(真の富)とは
7つの富とは、お金・才能・知恵・愛情・環境・自分・使命の7つです。
それぞれ簡単に説明します。
①お金などの資産
これは分かりやすい目に見える富です。
お金や株・金・宝石・不動産などの資産は富です。
投資やビジネスではこれだけを増やそうとしますが、7つの富をバランス良く拡大することが大切です。
②才能
私たちに与えられている才能は富です。
与えられている才能を発揮することは簡単なことですし、才能を使うと収入も大きくなります。自分に与えられていない才能を頑張って身に付けたり、活用しようとするのはストレスが大きいです。仕事が嫌いになってしまいます。
③知恵
使命に進もうとする時に、知恵が与えられることが多いです。
自分は当たり前だと思っていても、他人が聞いたら、それは誰も気づかなかった知恵だということがあります。知恵も大事な富です。
④愛情(家族や友人、周囲の人間関係)
家族や友人などの人間関係、人脈は富です。
そして人間関係の間には愛があり、愛されること、愛することは大きな富です。
愛は相手がいて成り立つものなので相手がいないところに愛はありません。
仕事では人脈が仕事の拡大のチャンスになったり応援者になるので人脈も富です。
⑤環境(生まれ育ち、経験)
私たちが生まれ育った国、教育、学んできたこと、経験したことなども富です。
試練さえも本来の方向(使命の方向)に転換させるためのものであったり、人の品性を磨いたり、ステップアップにつながるものなので良いことです。
試練の意味と価値を知ることが必要です。
⑥自分という富(健康・品性・品格・正しいマインドセット)
私たちは存在するだけで価値があり、私たち自身が大きな富です。
愛ある心、良い品性、健康的な体を身に付けていくことは大きな富であり、使命です。
正しいマインドセットを身に付けることが仕事でも投資でも生活でも大きな富につながります。
自分という概念はWHOの健康の定義と同じです。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることです。」
この健康の定義は富の概念であり、喜んでいる状態を指します。
私たちが喜んでいること、幸せであることは富です。
⑦使命
私たちに与えられた最大の富が使命です。
使命とは自分自身と自分の周りを良い方向に変革することなので⑥自分と⑦使命は一体のもので、どちらも使命です。
そして使命に進むために他の富があります。
つまり、7つの富のうち①から⑤までの富は、使命に向かって進むために存在するといって良いでしょう。
そして、使命に向かって進むと自分の才能や能力が発揮、あるいはそれを超える知恵やチャンスが得られ、7つの富全部がどんどん拡大していきます。
7つの富(真の富)は成功に直結するものであり、7つの富を拡大することが真の成功です。
仕事は使命なので、使命の概念である7つの富の概念は仕事にも通じます。
仕事をする上で顧客の7つの富を拡大することを意識することはビジネスの基本です。
また、7つの富を拡大することと同時に7つの富を適切に管理することも大事な使命です。
使命に進むと、どのように7つの富が拡大するのか
私たちに与えられた7つの富は使命に進むため活用していくことで拡大しますが、それぞれがどのように拡大していくのか見ていきましょう。
①お金などの資産
使命は仕事であり、仕事のためにお金を使うことは先行投資であり、それは何倍にも返ってきます。
仕事とは顧客に価値あるものを提供した代価なので使命的な事業は拡大していくことになり、お金は増えていきます。
事業をしてない人もお金を使命のために使うことで反対にお金が増えたり、増えなくても、その他の富が拡大し、幸福に過ごすことになります。
お金は死んだ時に持っていけるものではありません。
死ぬ時の富とは、お金があることではなく、幸せで充実した豊かな人生を送ってきたことです。
②才能
才能は使えば、使うほど開花していきます。
一方、才能は使わないでおくと、だんだん廃れていくことになります。
但し、使命は廃れることはないので年齢が進んでも使命に進むことは大事です。
③知恵
使命に進もうとすると知恵が与えられることが多いです。また、使命に進むことで新たな知恵を得ることになります。
使命に進む時に、困難なことがあったり、次のステップに進む時に新しい知恵が与えられることが多いです。
④愛情(家族や友人、周囲の人間関係)
使命に進むチームは、家族のようなもので使命に進むことで、家族が増えていくことになります。
また、使命に進むと、天が応援してくれることが分かり、愛されていることを実感することが多くなります。
そして、愛を動機にすることで愛はさらに深くなっていきます。
⑤環境(生まれ育ち、経験)
過去に得た経験は役に立ちますが、使命に進むことで、奇跡的な経験や、今まで誰も経験したことがないような経験をすることが多いです。
そしてその経験が次のステップに進むために役立ちます。
使命は単なる精神論ではなく、いたって実務的なものなので、過去の経験は、その人の大きな富といってよいでしょう。
⑥自分という富(健康・品性)
使命に進むことは、すなわち自分の品性を向上させることです。
正しいマインドセットを身に付け、何か災害などが降りかかって周りの人が不安や恐怖を感じている時にでさえ平安でいられることは富です。
幸福度が高くなることも富の拡大です。
正しいマインドセットを身に付け、じっくり自分の器を大きくしていくことになります。
大きい器に大きな資産が与えられる方向です。
仕事でも投資でも正しいマインドセットを身に付けることが、お金などの資産を拡大する秘訣です。
⑦使命
私たちに与えられた使命は自分も周りの人も気づかないような大きなものです。
最初は小さいことからスタートするかもしれませんが、使命に進んでいくことで、突然、自分が思いもしなかったような大きな飛躍もあります。
私も、1995年に元日銀総裁の速水優さんと元IMF理事の山崎高司さんと米国大統領の朝食会に参加しました。
クリントン大統領から招待状がきたのです。
まだ独立したてでしたし、朝食会に参加することを目標設定したわけでもなく、突然、その機会が訪れました。
使命に進む時には、このように自分が予測も想像もできない奇跡的なことが多発するものです。
お金は使命のために使うもの
お金は目的ではなく手段だと言われますが、それでは何の手段かと問われると言葉に詰まったり、人それぞれという曖昧な回答が返ってくることが多いです。
そうです。
私たちは分かっているつもりで、実は、分かってないことが多いのです。
お金は使命に進むための手段です。お金だけではなく、才能・能力・知恵・愛情(人間関係)・環境などは全て、使命に進むためにあります。
お金は目的ではなく手段なので、お金の使い方でその人の価値観がわかります。
お金は稼ぐより使い方が難しく、お金の使い方は、その人の生き方なのです。
高級レストランで美味しい料理を食べたり、旅行をしたり、人生を楽しむのは良いことです。しかし、本来、お金は使命に向かうために使うのが一番良いです。
例えば、自分への投資である本を買う・セミナーへ参加する・留学する・パソコンや楽器など必要なツールの購入・子供の教育費なども使命的です。
自分へのご褒美で何かを買うことは悪いことではありません。
美味しいものを食べたり、旅行に行って人生を楽しむことも大切なことです。
しかし、自分の見栄やプライドを満たすためにお金を使うのは好ましくありません。
他人より高級な家に住むためにお金を使う、他人より高級な車に乗るためにお金を使うのは好ましくありません。
人は、一人ひとりユニークな存在なので、そもそも比べる必要がありません。
見栄やプライドのためにお金を使うのは、低いセルフイメージをモノで上げようとしたり、空虚感をモノで満たそうとすることが多いです。
使命のためにお金を使う意識が大切です。
相続などで大きな資産を得た人は、世の中を本質的に良い方向に変革するために使うこと、使う知恵を求めることが大切です。
人にとって一番大切なことが使命であり、使命の本質を理解することが富の拡大の第一歩です。
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