公開日 2022年1月17日

津波は川を上る 上流からの津波 トンガ火山噴火

トンガの海底火山噴火で津波警報が発令されました。津波は河口から川を上るため、上流で川が氾濫し上流からも津波が来ることがあります。
津波は川を上る 上流からの津波 トンガ火山噴火

激動の時代の特徴

2007年6月8日から激動が開始したと判断しています。
激動の時代の特徴は次の3つです。
①想定外の災害の多発
②戦争
③金融危機

トンガの海底火山の巨大な噴火も想定外ともいえる災害です。
富士山噴火の警戒度も昨年上がりましたので、地球規模で火山活動が活発になっているといえるのでしょう。富士山噴火は完全に想定内です。

トンガの海底火山噴火で津波警報

1月15日に日本から遠く離れたオーストラリアの東のトンガの海底火山フンガトンガ・フンガハアパイが巨大な噴火をしました。前日も噴火していましたが、今回の噴火は特に大きく、噴火というより爆発です。100年に一度の巨大噴火ともいわれています。
噴煙は半径約270km、上空15000mまで到達し、かなり大規模です。
宇宙から見た映像が参考になります。
Tonga volcano eruption seen from space / First 12 hours time-lapse

Tsunami hits Tonga after massive volcano eruption seen from space.

TONGA ERUPTION: Raw video of this weekend's eruption of undersea volcano near Tonga

米国や南米の西海岸でも最大で2メートル近い津波が観測されました。
今後、この噴火がどうなっていくかに注目です。

遠い日本でも津波警報

1月16日早朝に日本でも次の警報と注意報が発表されました。
岩手県・奄美群島・トカラ列島に「重大な危険が切迫するおそれがある津波警報」
北海道から沖縄まで広範囲に「災害が起こる可能性がある津波注意報」

今回の津波警報は通常の津波ではなく気圧の変化によって生まれた津波だそうです。
衝撃波によって大きく気圧上昇と気圧下降が発生し津波となったのです。

津波は川を上る

今回の津波警報は高さ3メートルでしたが、標高10メートル地点にいたら津波の心配がないということはありません。
多くの人が勘違いしています。
静かに水位が3メートル増えるのではなく波が押し寄せて陸を上っていくために、かなりの標高まで津波は上ります。

さらに津波は陸地だけではなく、河口から川を上っていくことで上流から川が氾濫して洪水となるのです。
つまり川の上流から津波が襲ってくるということです。
津波が川を上ることを遡上(そじょう)といいます。

東日本大震災の時、津波は宮城、岩手を流れる北上川を遡上しました。
なんと河口から49キロ上流まで遡上したのです。

その結果、海も見えない山や田に囲まれた上流の川の堤防が1キロに渡り決壊。多くの家が津波に襲われ流されました。
河口から12キロ付近まで津波の被害にあったのです。

後からビデオで確認したところ川を遡上するスピードは時速40キロもありました。津波は遮る物がない川では陸の1.5倍のスピードで遡上します。

また、川が曲がっていると遠心力により外側の水位が上がることで大量の水が溢れ出すのです。
そして川の堤防は水が堤防を越えと構造上弱く決壊しやすいのです。
曲がっているところが決壊しやすいということです。

リアルインテリジェンス22011703.jpg

東京の川も注意

東京のゼロメートル地帯も同じ危険性があります。
隅田川は次の要素があり、津波の遡上の影響も大きいことが分かります。
河床の勾配がほとんどない
海水の遡上が普段からある
屈曲部が多い
河川水が滞留しやすい

多摩川でも同じです。
東関東大震災の時には東京湾では大きな津波は来ませんでしたが、それでも多摩川でも津波は河口から13キロも遡上しました。

そもそも東京湾にまで津波が来るとは思っておらず、満潮と重なっていたら、多摩川下流部の住宅地も浸水していた可能性が高かったといわれています。

最近は23区直下が震源地である地震が多いので要注意です。

想定外は想定内

川の上流から津波が押し寄せることは「想定外の災害」と言われています。
しかし、津波が遡上することは簡単に分かることなので想定内と認識しています。

実際に東日本大震災の前から、東京のゼロメートル地域は津波が川を遡上し水没する可能性があることを、お伝えしていました。

過去に同様の災害が起きていないと想定外といわれるのですが、普通に考えて想定できるものばかりです。
想定外は想定内だという認識が大切です。

いずれにしても今の激動の時代には想定外の災害が多発するので恐れずに準備していくことが大切です。

地震対策のメルマガ特別号

東日本大震災の40日前に地震災害に対処するため具体的な準備リストをメルマガで緊急発行しました。
それを読んで準備した人は被災しても助かったと連絡をいただきました。

「ここまで津波が来たことがないからと逃げなかった人」と
「想定外の津波がくる可能性があると思って逃げた人」では
大きな差になる可能性があります。

具体的に準備する内容は実際の東日本大震災の40日前のメルマガを、ご確認ください。

適切な情報を得て自分の命を守る知恵を身に着けることは7つの富の拡大の一番の基本です。

極めて大事な死生観

恐れることなく準備しておくことが大切です。
恐れないことは極めて大事です。

恐れは確信を持って判断を間違えることになるからです。
こちらに大事なことを書きましたので、お読みください。

トンガの火山噴火が相場に与える影響

今回のトンガの海底火山の噴火は 100年に一度ともいわれる巨大噴火です。
これは、1991年のフィリピンのルソン島にあるピナツボ火山の噴火に匹敵する規模の巨大噴火で、この時は噴煙が成層圏まで達したことから、日光を遮り、1993年くらいまで3年間ほど世界的に冷夏となりました。
地球の全体の気温が0.5度ほど下げたとされています。

今回の噴火も噴煙が太陽光を遮断することで、しばらく地球全体が寒冷化する可能性が指摘されています。
相場においては次のような要素となります。

穀物価格
食糧危機により、穀物等の価格上昇の可能性があります。
また、食料品の価格が上昇すると発展途上国ほど政治が不安定になります。
原油
太陽光発電にダメージを与えると原油価格の上昇要因になる可能性もあります。

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プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

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