抵抗ラインでポジションを持つ

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抵抗ラインは仕掛けポイント
抵抗ラインは次のような仕掛けポイントです。
①ポジションを持つ
②手仕舞い・利益確定
③ストップロスを入れる
相場の本質の理解にもなります。
抵抗ラインとは反転や加速するライン
抵抗ラインとは相場の動きが反転したり、加速するラインです。
下落を止める抵抗ラインをサポートラインといい
上昇を止める抵抗ラインをレジスタンスラインといいます。
このチャートを見て分かるように青い抵抗ライン(=サポートライン)で支えられていた相場が、抵抗ライン(=サポートライン)を割ることで下落が加速していることが分かります。
このように抵抗ラインは相場の動きが分かりやすいところです。
分かりやすいところはローリスクハイリターンを狙えるところなので新規にポジションを持つところだったり、利益確定するところになります。
なぜ抵抗ラインで止まるのか?
抵抗ラインで止まる理由を理解することが相場の本質を知ることです。
①多くの人が抵抗ラインを意識している
②押し目買い
上昇トレンドの相場で
一時的に下がったときに買う
③やれやれ売り
相場が下落し戻ってきた時に
購入していたものを売却
このような人の心理があることを認識しておいてください。
一般的に抵抗ラインにはサポートラインとレジスタンスラインがあります。
サポートラインとは
サポートラインとは下落を止める抵抗ラインです。
レジスタンスラインとは
レジスタンスラインとは上昇を止める抵抗ラインです。
押し目・目先の天井も分かる
図のように2つのトレンドラインで押し目や目先の天井の位置が分かります。
抵抗ラインはローリスクハイリターン
抵抗ラインは相場の動きが分かりやすいところです。
相場は分かりやすいところがローリスクハイリターンの仕掛けポイントになります。
抵抗ラインの基本
高値・安値は抵抗ライン
①上昇トレンドの場合
上昇が続き、あるところから下落した場合、目先の天井を形成します。
一旦下落するものの、しばらくして上昇に転じ、目先の底を形成します。
この目先の天井や目先の底は抵抗ラインとなります。
②下落トレンドの場合
下落が続き、あるところから上昇した場合、目先の底を形成します。
一旦上昇するものの、しばらくすると下落に転じ、目先の天井を形成します。
この目先の底や目先の天井は抵抗ラインとなります。
サポートラインもレジスタンスラインも同じ考え方であり、どちらも抵抗ラインと表現します。
サポートとレジスタンスの逆転
①上昇トレンドの場合
上昇トレンドの場合、レジスタンスを突破して上昇した場合、今までのレジスタンスラインが新しいサポートラインとなります。
旧レジスタンスラインを突破しても、そのまま上昇し続けることはありません。
いずれ新たな山を形成し落ちてきます。
その時、以前突破した新サポートライン(旧レジスタンスライン)が、値の下落を食い止める抵抗となります。
赤いレジスタンスラインが青いサポートラインに移行します
②下落トレンドの場合
反対に、下降トレンドの場合、サポートラインを突破して下落した場合、今までのサポートラインが新しいレジスタンスラインに変化します。
旧サポートラインを突破しても、そのまま下落し続けることはありません。
いずれ新たな谷を形成し上がってきます。
その時、以前突破した新レジスタンスライン(旧サポートライン)が、値の上昇を食い止める抵抗となります。
青いサポートラインが赤いレジスタンスラインに移行します。
ポジションを持つところとストップロス
ポジションを持つところは次の位置になります。
①サポートラインの使い方
②レジスタンスラインの使い方
ポジションを持つ時には、ストップロスを必ず入れてください。
ストップロスの位置についても上記を参照してください。
詳しくはこちらをご覧ください。
抵抗ラインを形成するもの
抵抗ラインが形成されるポイントには次のものがあります。
・高値・安値
・レンジ相場の天井と底
・トレンドライン
・中央値
・ボリンジャーバンドの各ライン
・出来高が多かったところ(抵抗ゾーン)
高値 安値は抵抗ライン
抵抗ラインの上が買い仕掛けポイント
抵抗ラインの下が売り仕掛けポイント
レンジの天井・底は抵抗ライン
レンジ相場とは、次のような一定のレンジで上下する相場です。
レンジの天井・底は抵抗ライン
天井で売りポジションを持ち、底で利益確定。
さらに買いポジションを持つ。
底で買いポジションを持ち、天井で利益確定。
さらに売りポジションを持つ。
これを繰り返すことができるのがレンジ相場の特徴です。
為替(FX)は特にレンジ相場になりやすいです。
トレンドラインは抵抗ライン
レンジ相場を傾けたものといってもよいでしょう。
上値抵抗トレンドラインと下値トレンドラインが抵抗ラインです。
中央値は抵抗ライン
高値と安値の真ん中の価格(中央値)は、抵抗ラインになりやすいです。
これは日経225の月足チャートですが、何十年という期間の中でも中央値では頭が押さえられていることが分かります。。
この場合中央値が23000円なので、23000円の下が売り仕掛けポイントとなり、23000円の上が買い仕掛けポイントになります。
ボリンジャーバンドの各ラインは抵抗ライン
ボリンジャーバンドの各ラインは抵抗ラインになります。
ボリンジャーバンドの各ラインの説明はこちらの記事をご覧ください。
https://real-int.jp/articles/850/
1つだけ理解していただきたいインジケーターが、ボリンジャーバンドです。
出来高が多かったところは抵抗ゾーン
過去の取引が多かったところ(出来高が多かったところ)は抵抗ゾーンになります。
ラインより広いのでゾーンと呼びます。
出来高が多いところは、そこで買いポジションを持った人が多いところです。買って下がってしまったものの元値まで戻ったところで手仕舞い(売る)人が多いことことから相場が止まりやすいです。
ストップロスは必須
相場は、当初の予測と反対に動くことがあります。
ポジションを持つ時には必ず、ストップロスをいれてください。
https://real-int.jp/articles/547/
次の記事は他では聞かない大事なストップロス戦略です。
是非活用してください。
https://real-int.jp/articles/1057/
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