公開日 2021年3月31日

今、相場はバブル?グレートリセットはバブル崩壊

今まではバブルが崩壊しても株や不動産を現金化しておけば何も問題ありませんでした。今回のグレートリセットという名のバブル崩壊は現金でも危険です。今の相場は人類が始めて経験することなので過去の経験が参考になりません。正しい知識を得て準備した人に富が移動します。
今、相場はバブル?グレートリセットはバブル崩壊

現在、従来のバブルとは違うバブル

今、世界は「バブルだという人」と「バブルではない」という人に分かれます。このように二極化している時は常識が変わっていたりバイアスがかかっていることが多いです。現在、従来のバブルとは違うバブルだと判断しています。

今までのバブル期には経済が加熱し株式や不動産の相場なども過熱し熱狂がありましたが、今回のバブルは加熱感、熱狂感がありません。バブル景気とバブル相場がセットになっていて株式価格は適正価格から乖離して上昇しましたが、今のバブルは熱狂のないバブルです。

今回のバブルは世界の中央銀行が金融緩和(量的緩和)をして株を買い株価を上昇させています。株価が上昇することで景気をよくする対策です。犬が嬉しいと尻尾を振りますが、犬の尻尾を振って犬を喜ばせるような感覚です。

リーマンショック後の不景気から金融緩和(量的緩和)をして昨年はコロナ騒動で大暴落していた株価を上昇させるために無制限の金融緩和をしているのです。つまり、中央銀行が熱狂的に株を買い、株価と景気を支えています。

バブルかどうかは株価収益率「PER」で判断する

株価が割高か割安かを判断するのは株価収益率「PER」(ピーイーアール・もしくはパー)を使うことが多いです。

PER=株価/1株当たりの純利益

PERとは今の株価が「1株当たりの純利益」の何倍なのかという意味です。今まで日本の上場企業の場合、PERはだいたい15倍程度が平均とされています。PER15倍を基準に、それよりも数字が大きければ割高、小さければ割安と判断されることが多いです。米国の場合、日本よりPERが高いことが多いですが、これは国や企業の成長性期待などから日本より米国の方が大きいことが理由です。

昨年の春以降、コロナ騒動で各社の業績が落ちている中、株価が上昇してコロナ以前より高値になっているので日経平均のPERは「15」を超えて「23」程度にまで上昇しています。これは割高になっているということでバブル水準に入っていることを意味します。

今は債券バブル

実は株のバブルより債券バブルの方が顕著です。破綻の可能性がある信用度の低いジャンク債(ゴミのような債券)まで買われているのです。

ジャンク債の筆頭として10年ギリシャ国債は破綻懸念時の金利は40%を超えていました。しかし、現在の金利は0.87%で10年米国債より金利が低いです。米国債より買われているわけで危険度が高い債券も対して高リスクを無視して買われているのです。
債券は買われると金利が低下し、売られると金利が上昇します。

中央銀行の無制限の金融緩和(量的緩和)がバブルをつくる

今回の株のバブルは中央銀行が無制限の金融緩和(量的緩和)で株を買っていることが原因ですが、これは株価が管理相場になったといえます。景気も加熱感がないし株価が下落しそうになったら国が買い支える管理相場なのでバブルに見えないのかもしれません。

国(中央銀行)が支えることができなくなったらバブルは崩壊します。インフレになったら金融緩和ができず株価を支えることができなくなるからです。そもそも中央銀行の役割はインフレにならないようにすることです。インフレファイターといいます。

現在、米国債の金利も上昇しており、だんだんインフレ傾向にあります。
(インフレ時は金利上昇します)

グレートリセットとはバブル崩壊対策

今回のバブルの崩壊の処理は今までのような金融緩和は通用しません。すでに無制限の金融緩和をしているからです。

今回のバブルの処理には普通の対処はできないことからダボス会議では「グレートリセット」という表現をして、金融や国と国の関係を大変革しようとしているようです。

常識が大きく変わる時です。

グレートリセット時の立ち回り方を誤ると今までのバブル崩壊の被害の比では済みません。今までは株や不動産を現金化しておけば何も問題なかったのですが、今回のグレートリセットという名のバブル崩壊は現金でも危険です。

グレートリセットが具体的にどうのようなものになるかはまだ明確化されていません。従って今後も注視していき、分かってきたことがあればお伝えします。

金融とは直接関係ありませんがダボス会議を主催している世界経済フォーラムの創始者クラウス・シュワブ氏の著書「グレートリセット」では「これからは才能を活かす時代」だと主張しています。
私たちは才能や知識や使命を活かすことが求められているのは確かでしょう。

プロが確信を持って間違える時代

現在、人類が経験したことがない無制限の金融緩和をしており世界は壮大な実験場になっています。
今の相場は次のようにプロも含めて皆が確信を持って間違える時代なのでしょう。

  • 過去の経験が参考にならずにプロが確信を持って間違える
  • 最近12年間に投資を開始し今の相場に乗っている人たちも確信を持って間違える

今までの延長線上に未来はなく、大どんでん返しなども想定されるからです。
つまり、投資についてある程度のリテラシーを持っていたとしても大きなダメージを受ける可能性が高いということです。

激動の時代は知識を得て準備した人に富が移動する時です。
リアルインテリジェンスをしっかり読んでいただき激動の時に富を拡大してください。

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プロフィール

松島修

松島修

エフピーネット株式会社 代表取締役 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第1898号、インベストメントアドバイザー、経済コンサルタント、ベストセラー作家

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