ドルもポンドも好調継続 株価の反発も継続か
昨日の米国株は、ナスダックが4%近い大幅な反発となりました。米国の3年債の入札が好調だったようです。長期金利低下(債権価格上昇)が好感されています。ダウはほぼ変わらずの水準。
日経225CFDは1.2%の上昇。一時29000円台を回復していました。ドル/円は109円台を付けた後リカク売りに押されて108円台ミドルまで下げています。
昨日のコメントにも書きましたが、ドル/円(ポンド/円、ポンド/スイスも)20日EMA(MAに対してでも同様)に対する乖離率が2%を超えていました。
多くの場合1%くらいで収まる相場が続いていましたので、短期的に上がりすぎとみていた投資家が多かったと思います。そんな中で長期金利低下により、ドル売りのきっかけになったのかもしれません。
ともあれ、相場の材料が何であっても、それによって起きる結果は様々。相場の動きに素直についていくしかありません。ひとたびポジションを持ったならば、自分の持っているポジションの損益は、自分の後から相場に入ってくる人たちの行動で決まってしまうものです。
ポジションを持ったあとにできることは、あらかじめ決めたストップで手仕舞いすること。相場の方向がよければ、ストップを上げていくこと。この2点くらいしかありません。
本日、株価の反発がさらに続くかに注目しています。前にも書いたかと思いますが、米国の長期金利の落ち着きどころが決まれば、株式市場も落ち着いてくるでしょう。
相場分析
TradingViewのチャートより
ドル/円
上昇トレンド。非常に順調です。109円を一時突破のあとは少し下げています。買いポジションでトレール継続で。現状から上のレジスタンスは110円付近になります。110円をブレイクすると112円まではレジスタンスがありません。なお、昨日、乖離率について書きましたが、ロウソク足が下げてくることと、平均レートが上昇してロウソク足に追いついてくると乖離率が収まってきます。
日経225
昨日は急反発。トレンドは下降トレンドに転換しつつあるものの、まだ様子見です。この反発が継続で29600円を超えるとかに注目しています。1時間足などの短期のトレードでは、反発の動きにのるトレードも良いと思います。
NYダウ
ここ2日間の急上昇からの利益確定売りで下げたのか、終値では史上最高値を更新できず。2日連続で長い上ヒゲとなりました。32000の少し上あたりがレジスタンスになっています。様子見継続。
ポンド/スイス
強い上昇トレンド。1.3000ブレイク待ちです。20日平均からの乖離率2%超が続いています。一旦調整入るかもしれません。
ポンド/円
上昇トレンド。151円台へ上昇。好調です。引き続き買いポジション続行でトレールでついきます。
豪ドル/円
上昇トレンド。84円がレジスタンスとして強化されてきています。ブレイク待ち。ブレイクできないと83~84のレンジになっていく可能性もあります。
金
「次の重要なサポートライン」1680ドルから反発になっています。
TradingViewのチャートより