スーパーボリンジャーとスパンモデルの違い・使い分け
過去36年のトレード経験に基づいた、独自のチャート分析手法やトレード論を解説!
独自のチャート分析手法(「スパンモデル®」「スーパーボリンジャー®」「アクティベート時間分析®」等)による相場分析方法。過去36年に及ぶトレード経験に基づいた、メンタル面からのトレード論も公開しています。Twitter https://twitter.com/murphyFX
以下は、本日の朝、マーフィーの実践トレードコーチング会員様にお届けした動画コーチングの一部抜粋です。本日時点でこの動画コーチングは2706回目となっています。ご参考になれば幸いです。
■リアルタイム相場分析No.2706
第1部 大局観と本日のトレードのポイント、ドルストレート通貨ペアについて(約28分)
第2部 ⇒ 省略
第1部、第2部共に、現在の動きについて大局観やトレード戦略について解説しています。
スーパーボリンジャーとスパンモデルの使い分け
◆スーパーボリンジャー
トレンドの有無、トレンドの方向性、トレンドの勢い(モメンタム)を把握する。基本的にトレードは、「相場の5つの局面」を把握することからスタートする。
◆スパンモデル
「相場の変化時間帯」、すなわち、相場が大きく動き出すタイミングや高値や安値を付けやすいタイミングを把握。言い換えると、相場が「加速」するタイミングや「転換」するタイミングを把握する。尚、「スパンオートシグナル」を用いることで、「相場の変化時間帯」を色や四角枠で簡単に知ることが出来る。
スーパーボリンジャーとスパンモデルの違い
◆スーパーボリンジャーは、単独で活用しても充分に有効。
とにかく簡単で、初心者の方にも使いやすいメリットあり。特に価格分析に優れている。「遅行スパンアタッカー」と併用することが効果をさらに発揮する。
◆スパンモデルは、単独で活用するよりも、スーパーボリンジャーと併用すること、つまり、スパンモデルスペシャルの形で活用する方が効果的。特に時間(タイミング)分析に優れている。「スパンオートシグナル」を用いることで、使いやすくなる。
相場の5つの局面
相場 は上昇、下降、レンジの3局面から成るトレンド、調整を含めると、5つの局面に分類できる。
- 上昇トレンド局面(トレンド局面、上昇バイアス)
- 下降トレンド局面(トレンド局面、下降バイアス)
- 調整の反落局面(調整局面、下降バイアス)
- 調整の反騰局面(調整局面、上昇バイアス)
- レンジ局面、保ち合い局面(広い意味で調整局面)
⇒これらの判断には「スーパーボリンジャー」が極めて有効。
⇒「大局観の把握」を行うことで、優位性のある方向を知る。
大局観と売買判断、それぞれのチャート
◆大局観把握は、スーパーボリンジャーが基本チャート
トレンドの有無?トレンドの方向?トレンドの強弱?等々を把握する上でスーパーボリンジャーだけで充分に事足りる。(最終的には、スパンモデルを併用して総合的な判断が理想的)
◆売買判断は、スパンモデルスペシャル(スパンオートシグナル)が基本チャート
売買の判断にはタイミングが大切であるため、時間分析に優れたスパンモデルをフル活用すべくスパンオートシグナルを使いたい。
トレードスタイル別の時間軸組み合わせ
<基本形>
◆普通のデイトレード
大局観 ⇒ 1時間足、 売買判断 ⇒ 5分足
◆ゆったりデイトレード
大局観 ⇒ 4時間足、 売買判断 ⇒ 1時間足
◆スイングトレード
大局観⇒ 日足、 売買判断 ⇒ 4時間足
◆ポジショントレード
大局観 ⇒ 月足や週足、 売買判断 ⇒ 日足
「探す」ではなく「待つ」感覚が大事
◆トレードするに際して、自分の得意パターン(チャートパターン)を「探し」にいくのではなく、パターン出現を「待つ」ことが大事。何故なら、「探す」姿勢は自分に都合の良い解釈をしてしまったり、無理な場面でエントリーしてしまうことになりがちだから。
◆したがって、集中出来るように、トレード対象の通貨ペアを絞り、自分の得意(チャート)パターンの出現を待つことがお勧め。得意パターンが出現しないかぎりは、待つこと、トレードを控える勇気も必要であり、儲けたいという「煩悩」に負けないことが肝要。
動画の中ではチャート解説もしていますので、ご覧ください。