バブル崩壊の予兆・アラート点灯

バブル崩壊の予兆が現れた
2026年2月6日、ニューヨークダウや日経225は上昇して終わりましたが、
最近、バブル崩壊の予兆が立て続けに現れていると思います。
信用収縮の気配があるのでアラート点灯です。
バブルの天井予測は難しい
バブルのピーク・天井のタイミングを正確に予測するのは基本難しいです。
バブルは熱狂であり、
政府が延命措置をするので
年単位で延命することもあるからです。
とはいえ、今回、バブル崩壊は遠くないと判断しています。
3つの相場の変調
最近、相場で複数の異変が起きています。
時系列順に3つ解説します。
①日本国債暴落
2026年1月20日、突然日本国債が暴落=金利上昇しました。
次の記事に書きました。
https://real-int.jp/articles/3033/
日本国債暴落=国債金利急騰です。

日本国債30年債金利 JP30Y 日足
スコット・ベッセント米国財務長官が
日本債券市場の激しい変動を表現するために用いた言葉が
「6σ(シックスシグマ)の日本国債市場」です。
統計学において「6σ(シグマ)」は、
「100万回に3.4回」しか起こらない極めて稀な確率(事実上のゼロ)を指します。
ベッセント氏は、今回の日本国債の暴落=利回り急騰が、
通常の市場変動では説明できない
「統計的にあり得ないレベルの異常な暴落」
であったことを、この言葉で強調しました。
実際に日本国債のチャートが6σ(シグマ)に達したわけではありませんが、4σ(シグマ)にはなりました。
4σ(シグマ)になる確率は約0.0063%です。
日本国債暴落の予兆的な動きとして昨年、2025年12月、日本は利上げしたのに市場は反対に円安になりました。
政策金利を上げたら円安ということは政府が金融政策で為替をコントロールできないということを意味します。
その直後の日本国債の暴落です。
日本国債の暴落を見て、世界各国が自国の国債暴落の誘発を恐れ、世界中に激震が走ったのです。
世界の金融が不安定になっています。
②AI関連株下落
これは、直接的にAIバブル崩壊を彷彿させる出来事です。
2026年1月29日からマイクロソフト株が急落し、連動してAI関連株が下落しました。

上:MICROSOFT マイクロソフト 日足
下: NVIDIA エヌビディア 日足
AIバブルを疑問視するような風潮が加速してきたのです。
以前からイーグルフライでAI企業間の循環取引の問題点を指摘してきました。
たとえば、NVIDIA・エヌビディアが出資し、
その資金でNVIDIAのチップ・GPUを買うというような取引が
AI関連企業間で繰り返されてきました。
これをAI企業間の循環取引といい、以前からグレーな取引だと指摘されていました。
AI関連株や、AI関連株に連動しやすかったビットコインの下落が継続しています。

ビットコイン/ドル 月足
2001年、損失を隠し、利益を水増ししたことで全米に衝撃を与えたエンロン事件を彷彿させます。
このまま、真っすぐにAIバブル崩壊にはならないと思いますが、慎重になる人が増えていくと思います。
③ゴールド暴落の裏にある中国シルバーの闇
2026年1月30日、突然、ゴールドが暴落しました。
この記事を合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/3037/
ゴールドは
2025年8月、第4フェーズに入り、
2026年1月、第5フェーズ入ったように急騰し
1月30日に暴落し、現在、戻ってきています。

ゴールド/円 月足

ゴールド/円 日足
ゴールドの暴落は過熱しすぎていたタイミングで
ケビン・ウォーシュ氏が、だいぶ先の5月以降の
FRB議長に指名されたことを、きっかけに暴落しました。
マージンコール(追証)や強制ロスカットが多発し、
ゴールドを暴落させました。
ゴールド下落において
AIによる短期筋(アルゴリズム取引)が
短期的に売り注文を入れて下落を加速させたり
CME (シカゴ・マーカンタイル取引所) が証拠金を引き上げたこともゴールド下落を加速させた要因として大きかったと思います。
大阪取引所は6日、ゴールド、シルバー、プラチナ先物の売買を一時中断する「サーキットブレーカー」を発動しました。
金先物は8営業日連続でサーキットブレーカーを発動し、過去最長を更新。
このゴールド暴落は想定内ですが、注目したのは
ゴールドが暴落後、急反発していく中、
ゴールドの足を引っ張ったシルバーの存在です。
ゴールド以上に下落したシルバー
ゴールドと同時にシルバーも暴落しましたが、
ゴールドが反発上昇してもシルバーは下落を続けました。

上:ゴールド/円 日足
下:シルバー/円 日足
シルバー下落は激しく
日足ボリンジャ―バンドは
-3σ(シグマ)近辺まで下落しました。
約0.3%の確率でしか発生しない大きな下落です。
シルバーで強制ロスカット・大損失になった人は多かったと思います。
ちなみに
-2σ(シグマ)は約4.6%の発生確率なので
-3σ(シグマ)の約0.3%の発生確率は
とても小さいことが分かります。
これは世界全体のシルバーの動きですが、
実は中国のシルバー価格の下落はもっと酷いです。
中国のシルバー市場の闇
中国ではシルバー下落で約定しない状態が続きました。
連続ストップ安です。
中国国内だけの現象です。
中国のシルバー下落を受けて、
世界のシルバー価格は大きく下げたのです。
中国ではシルバーの暴落が止まらず、
その影響で世界のシルバー価格が下がり
ゴールドまでシルバー証拠金不足のあおりを受けた下落となりました。
中国の金融市場が危険
中国では2026年1月と2月にゴールドの大規模な詐欺事件が2件ありました。
実物のゴールドを預かって運用すると見せかけ、
実際には資金を流用するポンジスキーム型の詐欺事件が相次いで発生しています。
そもそも中国の銀行破綻は昨年2025年から多発しています。
また不動産市場も壊滅的です。
不動産市場の低迷や株価の不安定さから、
中国の個人投資家が資産の逃避先「安全資産」として
ゴールドに殺到しています。
中国が金融危機でも世界には影響が少ないと言われてきましたが
中国の金融システムの脆弱さが
次の金融危機のトリガーになるのかもしれません。
どう対処するか
金融危機に対処する方法は簡単で、次のとおりです。
・ストップロスを上げておく
・トレールで利益確定する
ストップを入れずに強制ロスカットが暴落の燃料・下落の推進力になります。
ずっと持っていれば、いつかは回復するから何もしないという考え方が一番危険です。
今は過去の延長線上に未来がない黙示録の時代だからです。
日本一の富の拡大と防衛
金融市場にアラートが点灯したことから、今後イーグルフライやリアルインテリジェンスは「日本一の富の拡大と防衛」のインテリジェンス提供に注力します。
荒波の闇を明るく照らしていきます。
イーグルフライはリアルタイム性が高い本質的、戦略的、実戦的な情報提供と
投資助言、一般公開できない情報提供をしています。

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https://real-int.jp/articles/2813/














