相場についての報道は、基本的には信用しないことが大切
日本は、新型コロナウイルスの感染者が他国と比べてとても少ないことから、Go ToイートキャンペーンやGo To トラベル キャンペーンを開催していますが、現在、世界では新型コロナウイルスが活発化しており封鎖の方向です。
しかし、世界の株価は上昇しています。相場だけを見ていると、この上昇は続きそうですが、突然の急落に注意です。米国株、とくに先端IT系企業(FANG・GAFA)の上昇が大きいですが、それらの相場も米ナスダック指数も時間分析的に天井を付けた可能性があるので、とりあえず、今は、目先の天井売りを継続です。(ストップロス必須)
報道を信じないこと
11月3日の米国大統領選挙では、メディアがバイデン寄りなので、どうしてもバイアスがかかった報道になります。
特にトランプ氏の場合は、隠れトランプ派が多いので、例えば世論調査(アンケート調査)でバイデン氏に投票すると書いても、実際にはトランプに投票する人も多いです。トランプ氏を支持していることを知られるとバッシングを受けることがあるからです。
先日、トランプ氏が新型コロナに感染したことで株価下落したことに対して、メディアは、トランプ氏のコロナ対策の悪さが問題視されて株価下落したと報道したことから、多くの人がそのロジックが正しいと思ったことでしょう。
そういう要素もあったかもしれませんが、トランプ氏がコロナ感染すると株価下落、退院すると株価急上昇ということは、相場はトランプ氏が再選されないと困るというロジックなのだと思います。そうしないと退院して株価急上昇の説明がつきません。
一見正しそうな解説は、全く違う可能性があります。特に相場においては、実際の原因を検証できないのでメデイアを鵜呑みにする傾向があります。
相場についての報道は、基本的には信用しないことを心がけてください。