世界を読み解く 欧米ユダヤ人の中にある終末論とは
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終末論は極めて重要
イスラエル戦争や現在の世界情勢は実は聖書に書かれている終末論を彷彿させます。
実際、多くの欧米人やユダヤ人は現状をそのように見ています。
日本人は宗教や文化が違うので、彼らの考えていることが今ひとつ理解できないと思います。
終末論は極めて重要なので、彼らがどのように考えているか、今、何が起きているのか、それをできるだけ分かりやすく解説します。
黙示録の時代を理解する
イスラエル戦争が始まって、多くの人が終末を意識しはじめ、今後の世界の動向に注目しています。
聖書の黙示録などに書かれた終末に起こることがどんどん実現しつつあることに気付いたのです。
パンデミック
戦争・虐殺・虐待
監視社会・マイナンバー制度
飢饉(ききん・食料危機)・コオロギ食
不法・詐欺・嘘・プロパガンダ
LGBT
地震・噴火/・津波
想定外の災害・異常気象
金融危機
世界統一・統一通貨・世界統一パスポート
現在、黙示録の時代、終末の時代に入ったと認識しています。
https://real-int.jp/articles/2336/
聖書に書かれた終末論や各宗教の考え方は日本では特に、ほとんど理解されていませんが、これを理解することで今後の世界の展開が見えてきます。
分かりやすく解説したものがないので、大切な基本事項を簡潔に分かりやすくまとめました。
終末とは今の世ときたるべき世の境界
終末で世界が終わるのではありません。
聖書によると今迄の悪い欲と悪い感情で支配されていた世界の体制が終わり、
愛を基本とする神による体制で生まれ変わるという意味です。
新しい創造とも表現できます。
パンデミック騒動、戦争、地震、津波、疫病、雹(ひょう)で世界人口が急減するものの、存続する人もいます。
終末の時代には不法、犯罪、詐欺、嘘、プロパガンダが急増しますが、滅びに値するものが滅びるのであり、無差別に滅ぶわけではありません。
https://real-int.jp/articles/2161/
今の黙示録の時代は正しいマインドセットを身に付けて本来の生き方、つまり使命的な生き方をすることが必須だということです。
終末の時代の順番
終末は次の順番で進むと判断されています。
①エゼキエル戦争
イスラエルに侵攻する戦争です。
エゼキエル戦争は長年、状況が違いすぎて、あり得ないと思われていました。
しかし、近年、状況が大きく変化し前提が整ってきたので、現実味をおびてきました。
https://real-int.jp/articles/2353/
②携挙(けいきょ)
突然人が地上から消えて天に行くという現象です。
③大患難時代=終末
7年間の災害で世界人口が急減します。
④千年王国・新しい創造
それぞれ解説します。
携挙・けいきょとは
携挙(けいきょ・rapture)とは、新約聖書に書かれていることです。
大患難前にイエス・キリストの再臨で、信仰を持っていた人は地上から消えて天に上げられるというものです。
時期については複数の説があります。
米国はクリスチャンが多いので多くの人が携挙を信じています。
つまり、自分は大患難時代の前、大災害の前に天国に行っているので安心だという考え方です。
携挙は「レフト・ビハインド」という映画にもなっています。
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映画「レフト・ビハインド」は、ニコラス・ケイジ主演で、全世界で数百万を超す人間が忽然(こつぜん)と姿を消した世界を描くパニックアクション映画です。
この映画ではイエスの信仰を持っている人全員が一瞬にして天に上げられます。
このように携挙とは、一瞬で一斉にいなくなると多くの人が思っていますが、実際にはパラパラと地上から消えて天に上げられることになるのかもしれません。
ここでいう信仰とは「イエスが自分の身代わりになって十字架で死んでくれた」と信じることで、かなりシンプルな信仰です。
大患難時代=終末とは
大患難時代とは7年間の大きな災害の時です。
次のような大災害によって世界人口が急減します。
地震
津波
飢饉
疫病
大患難時代のことを終末といいますが、この世が終わるのではなく、正直なものが生き、悪者が絶やされる時です。
千年王国・新しい創造
7年間の大患難が終わると、素晴らしい愛で統治された世界「千年王国」が始まることになります。
救世主の概念
救世主が現れる時が終末です。
キリスト教とユダヤ教の救世主の考え方は全く異なります。
キリスト教の救世主
キリスト教では、イエス・キリストが救世主です。(キリストは救世主という意味)
キリストは2000年前に誕生し、十字架の上で死にましたが、3日目に復活して天に上り、終末(大患難時代)に再び訪れることになっています。(再臨)
ユダヤ教の救世主
ユダヤ教では、救世主はまだ来ていないので、救世主を待ち望んでいる状態です。
(イエスは救世主ではないという認識)
救世主はイスラエルを繁栄に導く者という位置づけなので、早く救世主が来て欲しいと期待をしています。
過激派の考え方
宗教は思考停止しやすく、形式的になりやすいので過激派も生み出します。
キリスト教過激派
終末、世の終わりはクリスチャンにとって恐れるものではなく、むしろ待ち望むものです。
ごく一部のクリスチャンは間違った思考に陥り、早くイエスに再臨して欲しいので核戦争を待ち望んでいます。
ユダヤ教・イスラエル過激派
イスラエルは選民意識が高いことから、一部のイスラエル過激派は自分たちの力で旧約聖書に書かれた約束された土地・大イスラエルを手に入れることが善だと考えています。
https://real-int.jp/articles/2114/
また、大イスラエルの実現により救世主が現れると思っている人もいるようです。
今のネタニヤフ首相率いるイスラエル政権はイスラエル過激派が主導しており、神から約束された土地を得るために領土拡大の戦争を起こすことは善だと思っているようです。
シオニズムの過激派です。
パレスチナを殲滅(せんめつ)することが善であり聖戦だという考え方です。
あくまで過激派の考えであって、一般的なユダヤ人、イスラエル人の考えではないことを理解することが大事です。
これはキリスト教の過激派にも同じことが言えます。
対処することが一番大事
大事な基本を分かりやすくまとめたので世界動向が予測できると思います。
恐れずに対処することが一番大事です。
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