日米株式市場に要注目!

NYダウ(日足)サイクル分析

上記のチャートは、NYダウの日足である、
●NYダウは、8月35679ドルを戻り高値に、米長期金利の上昇を受け、
32846ドル(10/6)まで下げたあと、34147ドル(10/17)までリバウンドしたが、
40日移動平均と下降チヤネル上限(上値抵抗線)に上値を止められて反転、
20年3月安値18213ドルからの長期下値支持線で一旦下げ止まったが、
昨日は、同支持線及び、32846ドル(10/6)の下値抵抗をブレイク
32743ドル(10/26)まで下値を拡大してきた
●この下は、32065ドル(下降チヤネル下辺)、31818ドル(200週移動平均)
次に、31429ドル(23/3/15)が下値抵抗ポイントだが、
●31429ドル(3/15)を割り込むと、波動構成上は、
28660ドル(22年10月安値=20年10月安値26143ドルからの中勢二段上げに対する76.4%戻り)(10/23値幅レポート参照)まで大きなポイントは見つからない

●上値は、34147ドル(10/17)を切り返せば、下げ一服だが、
切り返せない限り、下値リスク要警戒である
●時間面では、NYダウは、日足サイクルとして、
2つの28-31日サイクルからなる57-59日サイクルが重要な天底を形成、
今回も、9/5高値から31日目と、7/27高値から59日目が重なった10/17(34147ドル)が
重要転換日となって下げに転じてきた、この日柄構成が有効なら、
●10/17を起点とする調整(下げ)は、最短、次なる57-59日サイクルボトムの、
「11/13-15」まで継続する可能性がある
(現状は、早計だが、11月で下げ止まらなければ、最長、1月までこの調整が継続するシナリオを警戒する必要がある)
●果たして、米長期金利の高止まりとともに、
中東情勢の緊迫化を受けた、リスク資産からの逃避による、株価調整局面は、
11月に向けもう一段下値を試すか、
米ナスダックとともに、11月に向けた日米株式市場に要注目
2023年10月27日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。