富拡大の知恵は幼少期の体験から
日本で有数の顧客数を誇る投資助言会社エフピーネットの代表であり、イーグルフライというメルマガで投資アドバイスをしています。テレビ東京でコメンテーターとしても出演していたので、TVでお目にかかった人もいらっしゃるかもしれません。
富(お金・投資・仕事)について実践的で深い知識と知恵を分かりやすくまとめていきたいと思います。
まず、私の視点はかなり高い(俯瞰的な高さ)のですが、その理由は幼少期の強烈な体験からきています。
実は、私の父親は昔、有名な3億円事件の犯人と間違われたことがあるのです。私は物心ついた時から父親が働いているのを見たことがありません。いつも家にいるのです。東京の郊外に、質素な自宅ながらプールもあったのですが、父親は泳ぐのが好きで夏は朝・昼・晩と泳いでいました。それを見ていた人は、父親が毎日仕事せず優雅にプールで泳いでいられるのは3億円事件の犯人だからに違いないと誤解し、警察に通報したようです。
もちろん、犯人でないことは明らかになったわけですが、2人の刑事が家に来た記憶が強く残っています。父は、個人で不動産業を営んでおり、不動産を時価で買って加工せず、時価で売ることだけを繰り返していました。売る時は税金の関係で、最短でも5年に1回の取引です。
高度成長時代の不動産の大きな上昇相場に乗ったのです。普通は子供の頃、親が頑張って仕事をする姿を見ていたのに対して、私は富を拡大するために必要なことは大きなトレンドに乗ることだと学びました。
2001年からの金上昇トレンドに乗る
例えば、金(ゴールド)が2001年春に約20年間の長期下落トレンドから反転する大底にあった時、私は世界中の金鉱山株を買いました。皆が金を見放し、誰も金のことを口にすることがない時です。
株式相場が長期下落トレンドの中、皆が苦しんでいる時、金の大底で買い、大きなトレンドに乗ることができました。
ちなみに、金を買うのではなく、金鉱山株を買ったのは、金価格が底から立ち上がる時は、金より金鉱山株の方が大きく上昇するからです。実際に金鉱山株は、半年で3倍から5倍まで上昇したので、売って金に乗り換えました。
このように皆さんが聞いたことがないような話を中心に、大切な富を拡大する知識・知恵をお伝えしていこうと思いますのでお楽しみに。