日経平均株価 上値追いは慎重に

日経平均株価(月足)長期値幅 分析

上記のチヤートは、日経平均株価の月足である
●日経平均は、08年10月リーマンショック安値8994円からの反騰は、
一相場8000円(最小8537/最大9584)の三段上げで24448円(18年10月)まで、
大勢一相場17454円を上げたあと、
コロナショックの下げで16358(20年3月)まで8090円を下げ、
●ここからの大勢二段目は、30795(21年9月)まで14437を上げたあと、
24681(22年3月)まで6114の押しを入れ、12年からの下値支持線で下げ止まり反転、
ここからの上げは、21年9月高値30795円、を突破、
07年2月高値18300と21年9月高値30795を結ぶ
長期上値抵抗線の32708(23年6/7)まで32708円(6/7)を上げてきた、
●32708円(6/7)までの上げにより、
89年12月高値38957円からの下げに対する76.4%戻り31413、および、
20年のコロナショックの下げ8090円の倍返し(V字計算値)となる32538円を達成した
●当面のポイントは、76.4%戻り及びV字計算値を達成、上値抵抗線まで上げた日経は、
32000円台で上げ一服となるか、
次なるターゲットの33812円(08年10月安値6994円からの大勢一相場17454円の
二段上げ(波動カウントは修正C波トップ)
に向け上値を追うのかであるが、
32000円台から33000円台は、20年3月安値からの短期値幅分析からも重要な
ターゲットゾーン(5/23週足値幅レポート参照)
5/23週足値幅レポートはこちら ↓
https://real-int.jp/articles/2137/
●下値は、ネックラインの30000円が当面の下値抵抗となる
●NYダウの調整の長期化を受け、(異次元緩和政策を継続する日本株に対する、
「金融バブル相場」の再現を期待した海外勢の参入が日本株を押し上げており、
市場は強気に傾いてきたが
●長期時間分析からは、23年6月は重要な時間帯を迎えており、
価格面は23000円台まで上値余地を残しているが、時間面からは、
重要時間帯6月の最終局面のバイイングクライマックスとなる可能性もあり、
ここからの上値追いは、慎重に行く必要がある
2023年6月7日 のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。