30000円を突破した日経の次なる上値めどは?

日経平均株価(週足)値幅 分析

●上記のチヤートは、日経平均株価の週足である
日経平均は、20年3月安値16358円から、一相場3000円からなる、
中勢一相場7000円(7367/7766円)の二段上げで、30714円(21年2月)まで上げた後、
30795円(21年9月)で二番天井を確認
●ここからの調整(下げ)は、24681円(22年3月)まで6114円を下げ、
20年10月安値22948円からの中勢二段目の上げに対する76.4%押しを達成、
その後、200週移動平均に下値を支えられた三角持ち合いを形成していたが、
23年4月植田日銀新総裁の緩和政策継続発言を機に、
金融相場を期待する海外勢の買いも加わり、遂に30000円の壁を突破、
31352円(5/23執筆時点)まで上値を拡大してきた
●30000円を突破した日経の次なる上値めどは、
31413円(89年12月高値38957円から08年10月安値6994円までの下げに対する76.4%戻り)、
次に、「32048-32528円」(32528円突破すると33453円(中期上昇チヤネル上辺)、
に向け上値余地が拡大する、
下値はネックラインの30000円が下値抵抗
●時間面では、次なる重要な時間帯は来月「6月第3週―6月最終週」まで
依然上値余地を残している(5/2週足値幅レポート参照)

●過去2週の急騰は、やや過熱感も感じられるが、
果たして、30000円を突破した日経は
次なる重要時間帯の6月に向け、もう一段上値を追うか、
日経平均の次の一手に注目
2023年5月23日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。