NY金 金高/ドル安相場に発展する可能性

NY金(週足)サイクル分析

上記のチャートは、NY金の週足である
●NY金は、15年12月安値1045ドルから、中勢一相場600ドル(659/639ドル)の二段上げで、2089(20年8月)まで上げ、
その後22年3月高値2078を二番天井として、1618(22年11月)まで押しを入れ、
18年8月安値1167からの上げに対する50%押しを達成、
月足先行帯下限に下値を止められ反転、
ここからの反騰は、1975(2/2)まで357を上げた後、1810(2/28)まで押しを入れたが、
21週移動平均に下値を止められて、再度、1919(3/13)まで上げてきた
●当面の注目ポイントは、上値は、1975(2/2)の攻防である、
突破すると、2078(22年3月)及び2089(20年8月)が射程圏に入る、
●20000ドル台は、強い上値抵抗であり、突破は簡単ではないが、
突破すれば、次なるポイントの「2167-2182」(上げ一相場357-372の上値めど)
及び、「2257-2277」(中勢一相場639-659の三段上げ)に向け上値余地が開ける
●下値は、1826(21週移動平均)及び1810(2/28)からなる「1826-1810」が下値抵抗、
割り込めば、レンジ引き戻しだが、
1800ドルを割り込まない限り、2000ドルに挑戦する反騰シナリオが期待できる
●時間面では、既報の通り、NY金は、週足サイクルとして、2つの71-84週(1年5-7ヶ月)
サイクルからなる153-155週(2年11か月―3年)サイクルが重要な天底を形成、これが有効なら、
●22年11月安値1618ドルを起点とする反騰は、
次なる2年11ヶ月―3年サイクルトップの23年7-8月まで上値余地を残していることになる
●果たして、2/28安値1810からの反騰は、1800ドルを割り込むことなく、
23年年央7-8月に向け、1975(2/2)を突破、
2000ドルに挑戦する反騰(金高/ドル安)相場に発展するか
2月レンジ「1810(2/28)―1975(2/2)」の上下ポイントの攻防に注目
2023年3月15日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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