マインドコントロール不都合な真実
ほとんど全ての人が、洗脳とマインドコントロールの差を認識していませんが、大きな違いがあります。
洗脳には自覚があり、マインドコントロールには自覚がないのです。
違いやプロセス、現状を理解することが解除の秘訣です。
洗脳とマインドコントロールの意味
まず、洗脳とマインドコントロールの意味を知ることが大切です。
洗脳とは
特殊な環境下で徹底的な教育を行い、従来もっていた思想、信念などを洗い流して新しい思想、信念を植えつけること。
教育もある意味洗脳と同じです。
本人にとって良いことを教育といい
本人にとって悪いことを洗脳ということになります。
マインドコントロール(Mind control)とは
操作者からの影響や強制を気づかれないうちに特定の意思決定・行動へと誘導すること。
操作者がいないことや、社会的雰囲気だったり、プロパガンダだったりすることもあります。
洗脳とマインドコントロールの違い
洗脳とマイドコントロールの違いを理解することが大事です。
マインドコントロールを解除することにつながるからです。
洗脳の特徴
洗脳される側は、「自分は洗脳された」という認識があります。
洗脳する側も、明確に相手を洗脳している自覚があります。
洗脳されている自覚があるので解除は比較的簡単です。
マインドコントロールの特徴
マインドコントロールされる側は、コントロールされていることに気づきません。
マインドコントロールする側は、3パターンあります
・自分が相手をコントロールしている意識がある
・自分が相手をコントロールしている意識がない(無意識)
・コントロールする操作者がいない
マインドコントロールされても自覚がないので、
マインドコントールを解除することも
マインドコントールを止めさせることも簡単ではありません。
恐怖がマインドコントロールを強化する
恐怖があるとマインドコントロールされやすくなります。
日本人は協調性が高いので仲間外れになる恐怖などもあります。
例えば、恐ろしい感染症が流行し感染者が多いことを連日TV報道されると恐怖を埋め込まれます。
メデイアは恐怖を煽ると視聴率が上がるので、連日恐怖を煽ります。
マインドコントロールしようと思っているわけではなく視聴率しか考えていません。
正しい情報を提供するのではなく、お金儲けが目当ての拝金主義です。
そこで、専門家が感染防止が大事という発言が報道されることで
マスク着用や予防接種が必須とマインドコントロールされることになります。
マインドコントロ-ルされるので、
マスク着用は必須、
皆のためだと思ってマスクを着用していない人に注意する
マスクをしない客がいるとお店にクレームを入れる
にまで発展します。
実例:NHKでクラスター発生原因と報道されたものです。
「保健所では新型コロナに感染していた母親が、マスクのひもが切れて10分間ほどマスクを着用しないでいた間、せきをしていたことなどによって感染が広がったとみています。」
非科学的ですが、NHK報道で保健所の見解となると常時マスク着用しないと危険だとマインドコントロールされます。
皆がマスクをしていると、なおさらマインドコントロールは強化されます。
マインドコントロールされると情報がアップデートされにくくなります。
自分の信念になってしまうからです。
しかも自分は専門家の知見で判断したと確信を持って間違えることになります。
これは専門家も同じです。
専門家ほど、自分の意見を変えることができないという不都合な真実があります。
具体的には次のような状態に陥ります。
・マスクでは感染は防げないという情報は入らない
・世界でマスクをしているのは日本だけという情報は入らない
・感染しても危険性が極小という情報は入らない
・ただの風邪に近いという情報は入らない
・マスクが健康に与える影響は考えない
感染症の流行が終わってもマスクをし続けるのは、
マインドコントロールされている人が多いことと、
他人の目を気にするからです。
マスクをしていないと白い目で見られたり、
クレームを言う人がいるので、それが嫌だからです。
白い目で見られるくらいなら、マスクを着用していた方が楽というロジックです。
マインドコントロールされている人に、誰かが、
「あなたは洗脳されている」と指摘しても
洗脳されたわけではなく、マインドコントロールなので
「専門家の知見を得て自分が理解し、判断したこと」だと確信しているため
自分では解除が難しいのです。
どんな人がマインドコントロールされるのか
マインドコントロールされやすい人の特徴は次の通りです。
・真面目な人
・協調性が高い人
・正義感が強い人
・報道が正しいと思っている人
・専門家の意見だから正しいと思う人
・自分の意見を持たない人
・思考停止状態の人
・疑問を持たない人
・ロジカルに考える習慣がない人
・奴隷教育を受けた人
日本人は、性格タイプ的にも、奴隷教育を受けたことからもマインドコントロールされやすい国民です。
世界で日本だけマスク着用を継続している理由が日本の奴隷教育です。
奴隷教育とは日本は当たり前の次のような教育です。
・しっかり勉強して、良い大学に入り、良い会社に入ることが大事という教育
・成績が良いと褒められ、悪いと叱られる教育
この記事は衝撃的な内容なので、是非、お読みください。
投資で「利益が出たら褒められ、損失となると叱られる」という教育を受けたAIが損失を隠すことを覚えて破綻したという話です。
https://real-int.jp/articles/489/
プロパガンダでマインドコントロールされる
プロパガンダはまさしくマインドコントロールを目的にしています。
プロパガンダ(propaganda)とは
特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為、報道。
情報戦、心理戦もしくは宣伝戦、世論戦と和訳され、しばしば大きな政治的意味を持つ。
政治宣伝ともいう。
近年は、世界的な大規模なプロパガンダが続いていることが露呈しています。
2020年 米国大統領選挙
2020年 パンデミック
2022年 ロシアのウクライナ侵攻
世界は目に見えない次の2つに分断されています。
プロパガンダを鵜呑みにしている人
プロパガンダを見抜いている人
分断と孤立、そしてプロパガンダはファシストが使う常套手段です。
マインドコントロールを解除するには
マインドコントロールの解除には次のようなことが考えられます。
・マインドコントロールがどういうものか理解する
・マインドコントロールと洗脳の違いを理解する
・自分がマインドコントロールされているのではと考える
・元データを自分で検証する(専門家の結論を鵜呑みにしない)
・御用学者(お金で真実を曲げる学者)の存在を知る
・言論統制があることを認識する
・自分の頭で考える
・思考力を身に付ける
・正しい情報を得る
・正しい価値観を持つ
現在、言論統制されているので、プロパガンダ対象の情報では、正しい情報を得ることが困難な分野があります。
本記事を読んでもらうのはマインドコントロール解除に役立つと思います。
コントロールスピリット
人をコントロールしようとする気持ちをコントロールスピリットといいます。
同調圧力もコントロールスピリットです。
マインドコントロールのキーワードに「絆(きずな)」「愛」「共感」などがあります。
良いものであっても人をコントロールするために使用されやすいです。
宗教的な集り、人を動かすテクニックの中などに、これらの言葉が多用されるのも、これが原因です。
恐怖がマインドコントロールを強化すると書きましたが
「絆」「愛」「共感」のキーワードで関係が構築された後、
「絆を切る」「愛の関係が壊れる」「共感されないこと」が恐怖となり、人を縛ります。
つまり、
このグループに所属すると自分は成功する
このグループを離れると不幸になる
などと思い込まされてしまい、
行動や考え方などがコントロールされてしまうのです。
本人たちは自分の意思と選択だと思っているために、
コントロール下から抜け出ることが困難です。
ヤクザが、お互いを兄弟とするのは、絆を作るためと、
兄弟の絆を切る(離脱する)ことに対して恐怖心を与えて離反を防ぐためです。
ちなみに、東日本大震災以降、「絆」は良い意味として頻繁に使われましたが、
本来、元の意味は絆とは人を拘束する悪いものです。
辞書を見ると絆とは
動物や奴隷を自由に動けないように人の手足にかける鎖や枠(わく)です。
つまり、私たちは喜んで見えない鎖で拘束されてしまうことがあります。
カルト集団が、そこから離れると、守りから外れる、災いがあるとして信者の離脱を防ぐのもマインドコントロールです。
「自分たち以外の情報を得るのは危険」となるとカルトになります。
一般の世界にマインドコントロールが溢れているので、ほとんどの人がコントロールスピリッツに気付きません。
コントロールスピリットに気付かない
多くの人が名著としている有名な書籍があります。
「人を動かす」デール・カーネギー
「影響力の武器」ロバート・B・チャルディーニ
これらのタイトは
「人を動かして成功しよう」
「影響力の武器を身に付けて成功しよう」
という露骨なコントロールスピリットのメッセージです。
書籍の内容は良いのですが、書籍のタイトルがコントロールスピリットそのものです。
この本のタイトルを見て、違和感がないとしたら、
コントロールスピリットにやられている、つまり、
マインドコントロールされているということです。
ほとんど全ての人が、この書籍タイトルに違和感がないので、
コントロールスピリットやマインドコントロールが溢れていることが分かります。
自分は誰にもコントロールされていないと思うことで、思考や行動の拘束から逃れることができません。
無価値観がコントロールスピリットの元凶
無価値観を持つ人の中には、人をコントロールしようとする人がいます。
人をコントロールしようとする気持ちをコントロールスピリットといいますが、
本人は自分にコントロールスピリットがあること、
人を支配しようとする気持ちがあることを自覚していません。
そして、コントロールされる側も
無価値観が強ければ強いほどコントロールされやすく、
自分がコントロールされていることにも気付かないのです。
つまり、コントロールする側もされる側も無意識で、支配する側と支配される側に分かれることになります。
無価値観は唯物的な思考からくるので、
アカデミー(学問)・学者・政治イデオロギーの根底にも潜んでいます。
(ここは深い大切なことなので、後日、別記事にします)
無価値観ではなく、しっかり「自分に価値がある」ことを理解している人は、コントロールスピリットを見抜くことができます。
正しい価値観を持つことが大切です。
コントロールスピットは仕事や人間関係に頻繁に見られる現象で多くの問題を生み出します。
無価値観がコントロールスピリットを生み、
コントロールスピリットがファシズムを生み、
プロパガンダや言論統制、監視社会へと進むことになります。
他に人をコントロールするもの
寄生虫が宿主をコントロールしたり、
腸内細菌が人の感情をコントロールすることも最近の科学で分かってきました。
ちなみに催眠術は露骨な洗脳です。
投資では、ポジショントークを筆頭に人をコントロールしようとするために情報にバイアスがあります。
さらに相場にのめり込むことで確信を持って反対の判断と行動をすることも多く相場にコントロールされることも多いです。
こちらの記事も合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/1802/
自分は誰にもコントロールされていないと思うことで、思考や行動の拘束を解除できません。
再掲マインドコントロールを解除するには
マインドコントロールの解除方法を再掲します。
・マインドコントロールがどういうものか理解する
・マインドコントロールと洗脳の違いを理解する
・自分がマインドコントロールされているのではと考える
・元データを自分で検証する(専門家の結論を鵜呑みにしない)
・御用学者(お金で真実を曲げる学者)の存在を知る
・言論統制があることを認識する
・自分の頭で考える
・思考力を身に付ける
・正しい情報を得る
・正しい価値観を持つ
正しい価値観を持つことは、とても大事なので、こちらを合わせてお読みください。
正しい価値観が全ての原点からです。
https://real-int.jp/articles/1223/