世界一番高いワインは?価値と価格
世界一高いワインといえば
有名なフランス、ブルゴーニュの「ロマネ・コンティ」です。
ロマネ・コンティは一本数千万、2018年にはニューヨークのサザビーズ・オークションで一本約5,000万、セットで1億円もの値がついたこともあります。
decanter.com
世界的なワインのサイトwine-searcherにおいても、ロマネ・コンティが最も高価な値がつくワインでは堂々の一位となっています。
ロマネ・コンティが高くなるのは、生産量が極めて少ない、ということも稀少性を高めています。
ワインは絵画や宝石など他の高級品と異なり、飲んでしまえば無くなってしまう特徴があります。一度しか味わえない体験に1億円を費やしていると考えると、ある意味最も高価な体験を購入していると言えます。
体験価値、といえば他にも例えば旅行やホテル、あるいはレストランといったものとも比較できますが、いずれも基本的には再現が可能、もう一度楽しむことができるものです。
それに対してワインは、特に古いもの、あまり作られていないものに関しては、生涯で一度きりの体験になることが普通です。
味わうことで無くなってしまう最も高価な資産
ワインのプレミアム感というのは、そうした一度きりの体験、というものにも由来するのでしょう。
また、他の資産と異なり、ワインは当然飲んでしまえば、転売する価値もなくなってしまいます。時計や宝石は要らなくなったら換金もできますが、ワインは飲んでしまうと中古で販売することができなくなります。
味わうことで無くなってしまう最も高価な資産、それがワインなのです。
「価値と価格」を知るシリーズは各分野で最も高価なものを知り、モノの価値とお金に関して気づきを得ることで、より豊かなライフスタイルを得るヒントになればと思っています。
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