お金持ちなのに不幸な理由
2種類のお金持ちタイプ、どちらも幸せの実感がない?
お金持ちなのに不幸だったり、幸せを実感していない人は多いですが、一般的なお金持ちには2種類のタイプがあります。
1.質素な生活
2.ハデな生活
1.質素な生活の人は真面目な人が多い
日本では昔から質実剛健(しつじつごうけん)、つまり中身が充実して飾り気がなくまじめで、心身ともに強くたくましいことが良いとされてきました。
そのようなお金持ちは、浮ついたお金の使い方をせず、自分が稼いできた資産や代々受け継いできた資産を守る意識が強い人が多いです。
質素に見えるものの、お金を多く持っているタイプです。
真面目で質実剛健なお金持ちであっても、幸せを実感していない人は多いです。
2.ハデな生活の人は短期間にお金持ちになったケースが多い
一方で、大きく稼いだり、宝くじや相続等で大きなお金を得たりした人の中には、ハデな生活をしている人がいます。
短期間で大金が入った人ほど、お金が入ると浪費してハデな生活になることが多いです。
ハデな生活は羨望の眼差しで見られることも多いですが、本人は幸せを実感していない人は多いです。
どちらが良いかではない
どちらのタイプが良いかではなく、どちらのタイプでも一定の割合で人生に幸福感を感じていない人がいらっしゃるのです。
幸福でない原因は簡単です。
使命から外れて生きているからです。
大きなお金を得ることで使命から外れる人も多いです。そのような人はお金があることで人生が楽しくなくなることになります。
使命に進む人は、7つの富をバランス良く拡大していく人であり
使命に進んでない人は、7つの富をバランス良く拡大していない人です。
7つの富Ⓡが幸せを生む
使命の本質にはいくつもの切り口がありますが、その1つが7つの富をバランスよく拡大することです。7つの富が幸せを生み出します。7つの富を簡単に解説します。
①お金・不動産・株などの資産
これは分かりやすい目に見える富です。
お金や株・ゴールド・宝石・不動産などの資産は富です。
お金は使命に使うためにあります。
お金を使命のために使っている人は、幸せ感を実感する方向です。
お金を使命のために使っていない人は、幸せ感が無くなっていきます。
②才能
私たちに与えられている才能は富です。
与えられている才能を発揮することは簡単なことです。
与えられていない才能を開発することは大変ですし、身に着けても幸せを感じにくいです。
与えられた才能を発揮することが求められており、収入も大きくなる方向です。
与えられている才能を発揮するのは、幸せを実感する方向です。
与えられている才能を発揮しないと、幸せ感が無くなっていきます。
③知恵
使命に進もうとする時に、知恵が与えられることが多いです。
自分は当たり前だと思っていても、誰も気づかなかった知恵だということがあります。
知恵は大事な富です。
知恵を使うことが求められており、知恵を使うことで収入も大きくなる方向です。
知恵を使うことが、幸せを実感する方向です。
知恵を使わないと、幸せ感が無くなっていきます。
④愛情(家族や友人、周囲の人間関係)
家族などの人間関係・人脈は富です。
そして人間関係の間には愛があり、愛されること、愛することは大きな富です。
愛は相手がいて成り立つものなので相手がいないところに愛はありません。
豊かな人間関係が幸せを実感する方向です。
豊かな人間関係がないと幸せ感が無くなっていきます。
⑤環境(生まれ育ち、経験)
私たちが生まれ育った国、教育、学んできたこと、経験したことなども富です。
試練さえも使命の方向に転換させるためだったり、人の品性を磨くものなので良いことです。
与えられた環境に感謝できる人は、幸せを実感する方向です。
与えられた環境に感謝できない人は、幸せから遠ざかります。
⑥自分という富(健康・品性)
私たちは存在するだけで価値があり、私たち自身が大きな富です。
使命とは自分自身と自分の周りを良い方向に変革することなので、6と7は一体のもので、どちらも使命です。
愛ある心、良い品性、健康的な体を身に付けていくことは大きな富であり、使命です。
私たちが喜んでいること、幸せであることは富であり、それも使命です。
病床に伏して身動きができない状況であっても、愛を持って感謝の心で正しく喜んで生きることも大きな使命です。
幸せを含めて大きな富を受け取ることができる器が本来の私達の姿です。
⑦使命
私たちに与えられた最大の富が使命です。
世の中を良い方向に永続的に変革するという大きな素晴らしい目的が与えられていることが富です。
使命に進むために他の富があります。
7つの富のうち①から⑤までの富は、使命に向かって進むために存在するといって良いでしょう。
そして、使命に向かって進むと、どんどん自分の才能や能力が発揮、あるいはそれを超える知恵やチャンスが得られ、7つの富全部がどんどん拡大していきます。
7つの富(真の富)をバランス良く拡大することで幸せを実感することができます。
使命に進んでいないと幸福感がなくなる
使命の本質は7つの富をバランス良く拡大することであり、同時に世の中を良い方向に本質的に変革することです。
人は社会性のある生き物です。
生物は、その社会に存在価値がなくなると死にます。
使命に進むことをしないと社会的に存在意義がなくなるのでウツになったり、病気や痴ほうになりやすくなります。
つまりいくらお金持ちでも、使命に進んでないことで、空虚感に襲われることになります。
空虚感に襲われるのが嫌な人が取る行動の一つが、ハデな生活です。
空虚感を払拭するために浪費するのですが本質的な解決にはなりません。
お金は使命に進むための手段
お金は目的ではなく手段だといわれていますが、では何の手段かと聞かれると答えられる人はほとんどいません。
お金は使命に進むための手段です。
いくらお金があっても、それを有効に活用しないことで人生は幸せから遠ざかるのです。
お金を持っているほど使命は大きい?
お金を持っていればいるほど使命は大きい傾向があります。
つまり、お金持ちが自分のお金を使命に活かしていないと、一般の人より使命から遠ざかっていることになるので、一般の人以上に幸せ感がなくなって空虚感に陥ることになります。
使命は社会貢献ではないですが、使命に進むことで社会貢献になります。
お金持ちは、寄付をすることで社会貢献をしようとすることが多いですが、一般の寄付は社会貢献になっていないものや、使命的ではないものが多いです。
一般の寄付は使命的ではない?
お金持ちは寄付をすること多いですが、一般の寄付の場合、使命的でないケースが多いです。
たとえば、貧困の国にお金やモノ支援すると、支援してもらうのが当たり前になり、依存心が付き、働くことをしなくなることあります。
使命とは自立なので、使命とは反対の依存の方向に現地の社会を進めませてしまうことになります。
魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えることが大切です。
また、貧困国の村に井戸を作って国際的な社会貢献をしようとする企画があります。
作った直後までは良く、TVなどでも子供たちの笑顔が放映されます。その後、その村だけに井戸ができたことから、周りの村から井戸(水源)の奪い合いとなり殺し合いに発展することもあります。
善意で行った支援活動が、殺し合いの原因を作ってしまったのです。
寄付をするにも使命的に知恵を使って支援することが極めて大切です。
寄付をするなら、確実な支援のための仕組みから作ることが大切です。
使命のためにお金を使う
お金などを含む、すべての富は使命に進むためにあります。
資産がある人は、使命のためにその資産を使うことが大切です。
質素なら使命に進んでいるということはありません。
ハデな生活だから使命に進んでないということもありません。
使命に進むことと、質素・ハデは関係ありません。
本来、自分の使命のためにお金や資産を使うわけですが、ある程度の年齢になって今さら使命に進むことは難しいと思ってしまうかもしれません。
しかし、いくら高齢になっても使命は変わらないので、使命の方向に進むことが大切です。
もし、今、寝たきりだったり、何かの理由で自分が使命に進むことができないとしたら、使命的な事業に投資することができます。
使命的なスタートアップ企業のエンジェルになることが可能です。
使命はチームで達成するものなので、資金提供という役割を担うことで使命に進むことになります。
もちろん、使命的な投資先はしっかり見極めることが必要です。
また、真の帝王学を身に着けることも大切です。
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使命の本質を理解することが大切 参考図書
使命の本質は書籍にまとめたので、是非、お読みください。
「ビジネスと人生に飛躍をもたらす使命の本質」(幻冬舎)
https://www.real-mission.com/amazon1/
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