半期末が変わると相場が一変することがあるので注意
■市況と雑感
岸田新体制が徐々に固まってきました。幹事長は甘利さん、高市さんは政調会長。麻生さんは副総裁 官房長官は松野さん、注目の河野太郎さんは広報本部長と「冷遇」。
ノーサイドはどこへ?というイメージ。河野さんは、「外務大臣→行革担当→広報本部長」と左遷コースに落ち込んでしまいました。捲土重来を期するところでしょうか?
昨日の9月末のLondon fixingでの乱高下は読みにくいので、参加していません。
結果的には、ドル円の節目である112.00円は懸念どおりいったんキャップされ反落。10yearが1.50%を再び割りみ、1.49%で引けたことが要因なのでしょうが、節目の112.00円レベルは一回では回復できなかったというところ。
ただユーロドルの1.1600レベルは割り込んでおり1.1565レベルで推移。
NYダウが1.6%反落しているため、日経先物が29,300円へと反落。日本株に対しては、依然強気ですが、現在の株はfxと比較してvolatilityがかなり高いため、少しずつ押し目を拾っていこうと考えています。前回同様、上昇してから強気にならないように、callだけはkeepしたまま。
仮想通貨は今年の5月に全て利益確定して、買うチャンスを伺っているのですが、第3四半期は手を出さず。こちらは引き続き押し目待ち。
ちょっと気になるのが、本日から10月1日が始まるということ。半期末が変わると相場が一変することもあるため気をつけています。
例えば、今年の3月31日にユーロドルは1.1704の安値に到達。マーケットでは4月以降もそのまま戻りが弱いというのがコンセンサスでしたが、4月以降は方向性を切り返し、5月には1.2266まで急騰しています。
ドル円も同様。3月31日の110.97円がトップで反落しています。
よって、現在は豪ドル円のlongのみで、いったん様子見。
「西原宏一のシンプルトレード」で配信された内容を抜粋しています。
シンプルトレードでは、リアルタイムに相場感やポジションを配信しています。