インフレ警戒和らぎ NY ダウ最高値更新 ドルは反落

米CPI(消費者物価指数)が低調だったことを受けて、バリュー株へのローテーションの動きが再開し、NYダウが続伸し、Nasdaqは反落。
NYダウは最高値を更新し、32,279ドルでクローズ (高値は32,389ドル)。
米国債利回りは、1.52%に下落。
ドル円も108円台前半に下落。ドル円は昨日の反発でも既報の38.2%である109.27円レベルが抜けず反落。
シンプルトレード掲示板に添付したのはドル円の日足。

今年の高値(109.23円)、安値(102.59円)の38.2%は106.69円。
Demarkでも9-13-9を完了しているので、押し目を待ちたいところ。
ただ、メルマガでご紹介させていただいた本邦勢のドル買い注文が並んでいるといわれいるarea(=108.10~107.50円)にも届いておらず、安値は108.34円。
109円台でのドル売り注文がついていれば、現時点の108.38円レベルから少しずつlongを増やす予定でしたが、売り注文がついていないため108.00円レベルの値動きを確認してからドル買い注文を置く予定。
AUDUSDはRBA( オーストラリア準備銀行 )が、dovish(=ハト派)だったことから10年債利回りが低下。一時1.928%まで上昇していたのですが、RBAがうまくコントロールしており、1.663%に低下しています。
この利回りの低下から、もう少しAUDUSDの下落を期待していたのですが、現時点で0.7730レベル。AUDUSDは現在スクエアで、buy on dip姿勢。
(buy on dip :押し目買いのこと。sell on rallyの反意語)
シンプルトレードで配信した内容の一部を掲載しています。