米銀BNYメロン BTCを含む一部仮想通貨の管理保管に参入へ
日本は、祝日明け。中国圏では春節、米国は週明け15日が休日ということで、為替マーケットは動きにくい展開。
一方、BTCは、一時48,663ドルと過去最高値を更新。マスターカードとバンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)がそれぞれ、顧客の仮想通貨利用を後押しする措置を明らかにした事が要因。
マスターカードは、米ドルなど他資産との交換比率が固定されている「ステーブルコイン」について、決済可能とする方針を発表。10日付のブログ投稿で、同社が新たなデジタル通貨を立ち上げる計画を巡り世界の中央銀行と「積極的にやりとり」していることも明らかにした事もBTCにpositiveに。
加えて米銀BNYメロンは11日、機関投資家向けにBTCを含む一部仮想通貨の保管、移管および発行を手掛ける計画を発表。
それによると、同行はマルチアセットのデジタルカストディー(管理保管)と、従来型およびデジタル資産向けの管理プラットフォームを開発するチームを新設したとの事。
2021年は自動運転を筆頭に、デジタル系の動きが加速するといわれていますが、毎日のようにBTC関連の報道が流れ、BTCが値を上げていくという動きが続いており、当面こちらの動きに注目でしょうか?
視点を為替に戻すと、シンプルトレード掲示板に添付したのが、月初来の主要通貨の対ドルの騰落率。
米ドルについて、最も上昇しているのが、豪ドル。一方、対ドルで値を下げているのが、円、そしてユーロ。
まだ期間は短いですが、今月に入って、対円と対ユーロで豪ドルの上昇が目立っているのがわかります。豪ドル円は節目の81.00円を超えつつあり、次はAUDUSDが再び今年の高値0.7820を超えることができるかがポイントでしょうか?