FISA裁判とは?米大統領不正選挙はどうなる?
今回の米大統領選挙の不正疑惑に対して複数の提訴がされていますが、却下されたり難航しているものが多いです。これを受けて、主要メディアやバイデン氏はトランプ氏の悪あがきとしています。しかし、今までの経緯から判断すると「FISA裁判所」による「FISA裁判」となる可能性があります。
FISA裁判所(外国情報活動監視裁判所 Foreign Intelligence Surveillance Court、FISC)とは米国最高裁判所と並行するもので、海外勢と結託してテロ活動や国家反逆を行う者に対する裁判を担う裁判所です。スパイなどが対象なので一般の裁判所とは別に存在する特殊な裁判所です。
今回の米大統領選挙の不正疑惑については有識者の間でも同じ選挙を見ていながら「不正はない。もしくは軽微」と認識する人と、「大きな不正がある」と認識する人と大きく二極に分かれる異例な状況になっており、ある意味内戦状態になっています。
今回は、明らかに選挙に不正があったと判断され、中共などの外国が関わっている大規模なものでクーデターや反逆といえるものだという見方をする人たちが多いです。となると内容的には通常の司法裁判の対象ではなくFISA裁判に委ねられる可能性があります。
FISA(外国情報監視法 Foreign Intelligence Surveillance)とは米国で1978年に成立した法律で、外国勢力や外国勢力のエージェントのスパイ活動、テロ活動、国家反逆活動などと関わりのある人物を物理的に、また電子機器を使用した監視、諜報活動を行うためのものです。
政府がFISA裁判所にFISA令状を申し出、令状が許可されれば、監視、諜報活動を行うことができます。FISA裁判所は関連情報は公開されない秘密法廷なので法廷審理は基本的に非公開のため国民がその内容を知ることはほとんどありません。
FISA裁判所での審理は国家安全情報に関わるため陪審団も証人も存在せず、情報に依存するのみとなります。そしてFISA裁判所の権力は米国最高裁判所と並行し、判事による判決は最終判決として確定するので上告はありません。判決が下りたらそれで確定します。
国家安全を脅かす情報が一旦確定すれば実質的抗弁もできない状況なので、FISA裁判所の被告になると有罪がほぼ確定となります。つまり、FISA裁判となると国民が知らないうちに審理が進められるために、ある日突然、大物が逮捕される事態もあるということです。
FBIやCIAも今回の不正に関与しているという指摘があるのでFISA裁判所が正しい審理ができるか懸念もあります。一般の裁判でもFISA裁判でも良いのですが、もし大統領選挙に不正があったのであれば正さないと大統領選挙は不正の温床となり民主主義が崩壊していくことになります。