エルニーニョからラニーニャへ 穀物価格(大豆・小麦)が大相場になる可能性
エルニーニョとラニーニャについて簡単に説明します。旱魃(かんばつ)、洪水、暴雨など、天候や異常気象は、食料価格や穀物価格に大きな影響を与えます。
相場では天候に関する注目ポイントとして「エルニーニョ」と「ラニーニャ」があり、日本を含め世界中の異常な天候の要因となると考えられています。今、ラニーニャになってきていることから、穀物相場が大相場になる可能性がでてきました。
エルニーニョとは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象です。
ラニーニャとは、エルニーニョと同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象です。
それぞれ数年おきに発生し、ほとんど影響がない時もありますが、どちらも世界中の天候に影響を与え、世界で旱魃(かんばつ)や豪雨の原因となります。
異常気象により作物が採れないと穀物相場は上昇しますが、エルニーニョやラニーニャが発生しているという理由だけで穀物価格が上昇することもあります。相場は先取りしていくからです。
ラニーニャに転換したことで穀物相場が大相場になったことがあるので、今は、ラニーニャがどう推移するか注目です。
そもそも激動の時代は異常気象・天候不順も多発する時なので、穀物価格は上昇する局面が増えると思います。
大橋ひろこさんが解説!商品市場はボトム確認 金がさらなる飛躍へ~
ラニーニャの影響が懸念される穀物市場
こちらの大橋ひろこさんの動画解説は、非常に参考になりますのでご覧ください。
大豆・小麦(中級者~)
穀物は上昇加速しています。
押し目買い
買った人はトレールで上昇に追従。