ドル指数 7月第2週に注目

ドルインデックス(ドル指数)(日足)サイクル分析

●上記のチャートは、ドルインデックス(ドル指数)の日足である、
●ドルインデックスは、1月高値110.01から、
トランプ政権の経済政策に対する懸念から、
ドル資産からのドル離れにより、7.18/6.66の二段下げで、97.68まで下げた後
101.81(5/12)までリバウンドしたが上値抵抗線に止められて再度下げに転じ、
ここからの三段目は、96.00(7/1)まで5.81を下げてきた、
●当面のポイントは、「94.63-95.15」(下げひと相場6.66-7.18の三段下げ)と、
94.53(22年9月高値114.74からのひと相場15.48の二段下げ)が重なる
「94.53-95.15」がターゲット
●上値は、26日移動平均(太線)と、上値抵抗線(点線)が重なる
「98.05」が重要な上値抵抗となる
●時間面では、ドルインデックスには、2つのサイクルシナリオがある、
一つは、前回紹介した4ヶ月サイクルシナリオ(6/27レポート参照)、
このシナリオなら、最短、次なる27-32日サイクルボトムの
「7/9-16」に向けターゲットの「94.53-95.15」を試す
ドル安が継続することになる
https://real-int.jp/articles/2876/
●今一つは、下記9ヶ月サイクルシナリオである、
ドルインデックスは、日足サイクルとして、
2つの、95-100日サイクルからなる191-195日(9ヶ月)サイクルが
重要な天底を形成、これが有効なら、
●23年12/28安値100.32から、25年9/27安値99.86までの195日に呼応する、
9/27安値から、195日目の7/1(96.00)は9ヶ月サイクルの注目の日柄となる
●大勢は、来週7/9-16に向け
「94.53-95.15」を試すドル売りが継続するシナリオが有力だが、
場合によっては、昨日7/3の米失業率の予想外に強い指標を受けた
7月利下げ観測の後退により、
195日(9ヶ月)サイクルの今週7月第1週で一旦下げ止まり、
次なる94-100日サイクルトップの8月上旬(8/6-14)まで、
ドル売りが一息入れるシナリオも想定しておく必要がある
2025年7月4日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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