ドル円 戻りは限定的か

ドル円(日足)値幅 分析

●上記のチャートは、ドル円の日足である、
●ドル円は、25年1月高値158.87から、7.96円/8.28/円の二段下げで146.52(3/11)まで下げ、
151.21(3/28)からの三段目は、本日、4/11執筆時点で、142.85まで8.36円を下げ、
1月高値158.87から、一相場8円(7.96/8.28/8.36円)の三段下げを達成した
●一相場8円の三段下げを達成でいったん下げ止まる可能性もあるが、
●この下げで、下値重要ポイントの144円どころ(24年9月安値139.52からの上げに対する76.4%)及び、143.70前後(23年1月安値127.21からの長期下値支持線(点線)を割り込んだ
ことから上値余地は限定的となる可能性がある、
●次なるターゲットは、140.94(1月高値158.87からの大勢一相場10円(10.36)の二段下げ)、次に、波動構成上の最終ラインの139.52(24年9月安値)、
次に、138.15(1月高値158.87からの大勢一相場10円(10.36の二倍値(E字計算値)と、
24年12月安値148.63から1月高値158.87までの上げ10.24円の打ち返し(V字計算値)
が重なる「138.15-140.94」
●仮に、「138.15-140.94」で下げ止まらなければ、
135円±1円「134.14-136.44」(22年10月高値151.94からの過去2回の下げひと相場
「22.43-24.73円」の下値めど)に向け下値余地が拡大する
●当面のシナリオは日米株価如何だが、
時間面は、ドル円は、次なる8ヶ月サイクルボトムの「5月第3週(5/19-23)―6月第2週
(6/9-13)」(4/4レポート参照)、
米ナスダックは、「5月第2週(5/5-9)―5月第4週(5/19-23)」(3/28レポート参照)
まで、ともに下値余地を残しており、
相互関税が取り止めとならない限り、ドル円の戻りは限定的となろう
2025年4月11日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。