米3月の雇用統計の結果に注目

米国時間に入り発表された3月のISM非製造業景気指数は、50.8までの低下(予想53.0、前回53.5)、金融市場のリスク回避の動きを一段と加速させました。
安全資産である米国債が買われ金利は低下、為替市場ではドルを売る動きが続き、USDJPYが昨年10/2以来の安値145.20を示現、EURUSDは昨日高値1.1143付近まで再上昇しています。
その後は、流石にやや売られすぎからゆるやかな反発をみせています。
しかし、米株3指数は、ナイキやアップルに代表される海外生産比率の高い銘柄群を中心に売りが集まりほぼ安値引け、リスクセンチメントの改善にほど遠い状況が続きます。
トレードポイント
本日は米国の労働省から3月の雇用統計の結果が発表予定ですが、以下のように静かな減速が予想されています。
失業率:予想4.1%、前回4.1%
NFP(非農業部門雇用者数):予想+13.5万人、前回+15.1万人
平均時給の前年比伸び率:予想+3.9%、前回+4.0%
金融市場全体のリスクセンチメントが悪化しているなかでは、経済指標の持つインパクトは総じて小さくなりがちですが…。
今回の雇用統計自体は、あくまでゆるやかな鈍化予想がメインシナリオです。
しかし、すでに発表されていますように、米政府職員数の削減が一部始まっており、失業率の増加に反映されるかもしれません。
相場の地合いが悪いなか、昨年8月に発表された7月の雇用統計のように、悪い結果(あの時は失業率が悪化)が泣き面に蜂となり、市場に混乱をもたらすリスクに注意したいと思います。
大証の夜間取引で中心限月である日経平均先物6月限(ミニ)は、33615円と昨日の安値圏での引け、相場の地合いは当面悪いままでしょう。
こちらは有料メルマガより一部抜粋、時間をおいて配信しています。
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