投資スタイルを最適化する10の視点

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初心者から上級者まで知らない基本事項
実は初心者はもちろん、上級者でも、大きく抜け落ちている基本事項があります。
一人ひとりの個性や状況、そして時期・時代に合わせて最適な投資をすることです。
最適化が大切だということなのですが、最適化の概念は希薄です。
投資の教科書にも書いてないし、プロも知らないからです。
投資の最適化とは
最適化とは、特定の目的のために最も適した状態にすることです。
最適化はシステム工学やコンピューター、ビジネスなど、さまざまな分野で用いられます。
投資における最適化には2種類あると思います。
① 個人の最適化
一人ひとりの個性や状況に合わせて投資スタイルを最適化
最適な投資スタイルは人によって異なります。
② 投資先の最適化・時期の最適化
その時々の状況、時代によって最適な投資先や投資スタイルは変化します。
その時々に一番美味しい投資をすることが最適化です。
この2つの最適化を掛け合わせることで最適な投資スタイルが導きだされます。
人によって異なる投資スタイル
投資スタイルは人によって異なります。
ひとりひとりに最適化して、その人に合った投資をすることが大切だと思います。
次のような要素で投資スタイルは変わってきます。
最適化の10要素
①本人の性格タイプ
②本人の使命
③資金量
④投資に割く時間
⑤短期・中期・長期
⑥資産状態 金融資産・不動産など
⑦投資の目的
⑧相続
⑨リスク許容度
⑩投資先の最適化・時期の最適化
それぞれ見ていきます。
①性格タイプ
性格タイプ別に投資の成功パターンと失敗パターンが異なります。
性格タイプ別に得意事項、苦手事項があるからです。
こちらを参考にしてください。
https://real-int.jp/articles/2160/
自分の性格にあった投資スタイルを意識すると良いです。
②使命
お金は使命に進むためにあると思っています。
使命は、その人の性格、才能、役割などによって方向性が異なるので使命の違いが仕事や投資スタイルの違いになります。
つまり、一人ひとりの使命によって稼ぎ方が異なるということです。
次の記事を参考にしてください。
https://real-int.jp/articles/1223/
③資金量
数十万円の資金の投資と数億円以上の資金では投資スタイルもポートフォリオも、かなり異なります。
④投資に割く時間
投資に対して割ける時間が多い人と少ない人では投資スタイルは異なります。
⑤短期・中期・長期
長期、中期、短期で、それぞれ投資スタイルが異なります。
また、投資対象によって長期、中期、短期の期間が異なります。
短期 中期 長期を区別することが大事です。
https://real-int.jp/articles/2720/
⑥資産状態 金融資産・不動産など
持っている資産が金融資産だけとは限りません。
たとえば不動産については考え方を変える必要があります。
また、一般にいう不動産投資は投資というより事業です。
不動産特有のトラブルもあり、不動産の実践的な知恵も必要です。
⑦投資の目的
たとえば、
20年後の年金として運用しているのか
ここ数年の利益を狙うのかでは
投資スタイルは全く異なります。
⑧相続
今後相続する予定の資産の状況や
自分の相続人の有無・状況でも
投資スタンスは変わってきます。
投資よりも相続対策を優先させることが大切なこともあります。
不動産や暗号資産を持っている人は特に自分の相続対策が必要です。
これは相続税の節税ということではなく、円滑に財産分与するということです。
円滑に財産分与できないと相続税が上昇する方向です。
⑨リスク許容度
リスク許容度は、これらの項目を全部合わせたものといって良いと思います。
リスク許容度は、性格や資金量や目的や年齢などによって全く異なります。
若いうちはリスクが取れても、高齢になるほどリスクは取れなくなります。
余裕資金か、そうでないかでリスク許容度が異なるのは一番分かりやすい視点です。
⑩投資先の最適化・時期の最適化
これだけは人の最適化ではありませんが、最後に入れておきたいと思います。
その人のライフスタイルの変化で投資スタイルが変化するだけではなく
相場自体も、その時期・時代で変化していきます。
投資する人の状態が変わらなくてもその時、時代によって投資スタイルは変化します。
これは、その時々に一番美味しい相場に投資をするという考え方です。
詳細を次の記事にまとめましたので合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/2749/
まとめ
投資は自己責任で、投資の最適化も自己責任です。
投資における最適化が大事だと思うので、
イーグルフライやリアルインテリジェンスでは最適化のお手伝いをしています。
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