スナック英財務相、給与補償代替案を発表か
英国は3月から全国規模のロックダウンを行い、7月4日まで続きました。
このロックダウン決定に伴い、仕事に行けない人たちが出てきたため、英国政府は(月額2500ポンドを上限として)80%の給与補償を実施。当初は6月末を期限としていましたが、最終的に10月末まで延長されました。
10月末で期限切れとなれば、11月から大量の失業者が出てくることになり、政府関係者や国民から給与補償延長要請が高まりました。
しかし、スナック財務相は、絶対に首を縦に振らなかったのです。
ところが今週火曜日に、新たな行動制限が発表されたのがきっかけとなったのでしょうか?翌水曜日に、財務省から次の発表がありました。
「11月に予定されていた今年2回目の予算案/秋季予算方向は、キャンセル。その代わり、9月24日(木)にスナック財務相は議会で、給与補償の代替案を発表する。」
代替案の候補としては、ドイツが導入している給与補償制度の1つを真似る案が有力のようで、英国最大の労働組合も、その案に賛成している模様。
もし 発表された内容が失業者を増やさないようなものであれば、11月以降 一旦安心感が広がるのかもしれませんが、こればかりは内容次第だと思っています。