米長期金利&ドル円 12月相場に要注目
ドル円(週足)値幅 分析
11月高値156.74から148.63(12/3)まで8.11円を下げ週足先行帯突破を前に
151.23(12/4)まで2.60円を上げてきた。
週終値で152円に乗せれば下げ一服だが、時間面は、米長期金利/ドル円ともに
12月末/1月まで下値余地、戻り売り。
●上記のチャートは、ドル円の週足である、
●ドル円は、9/16安値139.52からの反騰は、156.74(11/15)まで17.22円を上げ、
7月高値161.95からの下げに対する76.4%(156.65)を達成して反転
●ここからの下げは、今週、148.63(12/3)まで8.11円を下げ、
週足先行帯下限148.72突破を前に、151.23(12/4)まで2.60円を上げ、
前回、11/19安値153.26から11/20高値155.88までの(二波)の上げ2.62円と
同値幅を上げてきた(11/22値幅レポート参照)、
https://real-int.jp/articles/2703/
●当面のポイントは、上値は、150.65(52週移動平均)、150.87(26週移動平均)
及び151.87(40週(200日)移動平均)が重なる「150.65-151.87」が重要な上値抵抗
●このリバウンドで、上げ一相場2.62円の151円台前半で上げ止まらず、
200日移動平均を突破、終値で152円を超えてくると、
下げ一服となって、153.05(週足先行帯上限)に向け上値余地だが、
11月最終週終値で、200日移動平均を明確に割り込んだドル円は、
週終値で152円乗せは簡単ではない
●下値は、148.63(12/3)を割り込むと、
148.13(9/16安値139.52からの上げに対する50%押し)146.72(日足先行帯下限)、
146.09(同61.8%)を順次試す
●146円を割り込むと、前回下値を止められた乖離バンド下限(表示略)の140円どころ「139.52―140.20」に向け下値余地が拡大する
●時間面では、米長期金利とドル円の相関シナリオが有効なら、
11/15高値156.74を起点とする調整は、
最短次なる8ヶ月サイクルボトムの12月末/1月まで依然下値余地を残しており、
米長期金利が4.505%(11/15)を超えない限り
ドルのここからの上値は限られる(11/29レポート参照)
●明日12/6の米雇用統計、及び、12/17-19の日米金融政策決定会合を受けた、
米長期金利及びドル円の12月相場に要注目
2024年12月5日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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