米ナスダック 9月相場を注視
米ナスダック(週足)サイクル分析
上記のチヤートは、米ナスダックの週足である
●米ナスダックは、22年10月安値10088から23年7月安値14446まで4358を上げたあと、
12543(23年10月)まで押しを入れ、52週移動平均に下値を止められて反転、
ここから18671(24年7月)まで6128を上げ、
●初期波動の二倍値(E字計算値)を達成、日経平均及びクロス円とともにトップアウト、
15708(8/5)まで2963を下げ、15222(24年4月)を前に、
一旦、18017(8/22)までリバウンドしたが、エヌビディアの下げを受け
一転反落となってきた
●当面のポイントは、上値は、18017(8/22)を切り返せば当面持ち合い形成だが、
切り返せなければ、下値重要ポイントの「15749(52週移動平均)―15708(8/5)」
に向け下値余地、
15700をクリアーブレイクすると、22年10月からの上昇トレンドの下値を規定する
最終ラインの下値支持線14923(9/4現在)を試すことになる
●時間面では、米ナスダックは、週足サイクルとして、2つの、49-55週(1年)サイクル
からなる100-103週(2年)サイクルが重要な中期天底を形成、
今回、23年10月安値12543からの上げも、23年7月高値から52週目と、
22年8月高値から100週目が重なった24年7月(18671)が
2年サイクルの重要転換週となって下げに転じてきた、この時間構成が有効なら、
●24年7月高値18671からの下げは、
次なる50-55週(1年)サイクルと、103週(2年)サイクルボトムが重なる
「9月第4週から10月最終週」まで下値余地を残していることになる、
●果たして、本年も、20年10月から、過去4回続く、季節サイクルボトムの
「10月」に向け、
「15749(52週移動平均)―14923(下値支持線)」の下値抵抗を試す
もう一段の下げに向かうか、
連動する日経平均のシナリオのカギを握る、米ナスダックの9月相場に要注目
2024年9月5日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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